台湾最高峰 玉山ハイキング

登山

山行記録

Day2 排雲山莊→玉山北峰→北北峰→主峰→排雲山莊→上東埔停車場

未明に排雲山莊を出発

[03:00頃]
空気が澄んで星がきれいでした。気温は肌寒いくらいで歩き出せば快適な感じ。今日は3,900mあたりを歩きまくります。

「玉山主峰・北峰方面」と「玉山南峰方面」の分岐。今回は南峰にはいかないので左に行きます。標高がいつもより高いので高山病にならない様にかなりゆっくり歩いて様子を伺います。

玉山主峰との分岐から玉山北峰に向かっている途中の景色。日が昇ってきました。もう少し北峰に近づいたところを目指します

日の当たり具合のせいか黒々とした感じがかっこいいと思った

一先ず目的地に着いた。これを見に来た。

多くの人は日の出を見に主峰に向かうが、主峰に上ってしまうと主峰が見えないので北峰に来たほうが広々とした場所で主峰と日の出を見ることができるので写真を撮りたい人は北峰がいいと思う

また細かいことを言えば北峰を上りきる手前の場所がいい、上り切ってしまうと気象観測所があるので人工物がどうしても映ってしまう。

こんな感じの気象観測所があるので自然の雰囲気出したいならやっぱり手前のスポットがいい

建物の裏に向かうと稜線が見える。

稜線の方に向かってみると山頂標識がある

更にその奥に「玉山北北峰」がある、この景色を見せられたら行くしかない

一見細く見えた怖そうな稜線も実際に歩いてみるとこんなもんである。北峰から10~15分もあれば到着できるのでここまで来たらぜひ来た方がいい。とにかく360度景色が抜群

ビビりながら座ってみた。気持ち良さと恐怖が交じり合った何とも言えない気分だった

北峰からいよいよ主峰へ向かう。この北峰ルートから主峰ルートへ戻る手前の上りがかなり急。この箇所だけ風が吹いていて全然前に進めなかったの思い出す

玉山主峰山頂(3,952m)到着

[08:40頃]
ついに玉山主峰山頂(3,952m)到着。先に北峰に行った時間差で山頂独占。天気も良く無風。一人のせいか思った以上に山頂にスペースがある印象。もっと激せまかと思ってた。360度どこを見渡しても絶景だった。

目の前にあるのが玉山東峰。行く予定だったけど立地的に景色は主峰と似たり寄ったりだと想像できたことと、行動食がもう無いので下山することにした。

朝は暗くて分からなかったけどこんな道を歩いてたんだと感じながら下ってた

ちなみに雪はこの程度だった。早朝に一瞬チェーンスパイク装着したけど思ったほど雪がなかったのですぐに脱いだ。

ここが排雲山莊方面、主峰方面、北峰方面の分岐になる場所。実は早朝暗くて北峰に向かいたかったのに分岐の標識が見えなくて主峰へ少し上ってしまった。「なんでこんな立派な標識が見えないんだよ」と思うかもしれないので、その原因を少し説明する。

排雲山莊からこの分岐に到達する直前はこの屋根付きの道を上ってくる。

この屋根付きの道から分岐の標識を見るとこの様に見える。北峰への標識が真横になってしまい全く見えない。まして早朝だとかなり暗いので全く気付けなかった。もし同じように早朝暗いときに北峰へ向かうのであれば少し注意しておいた方がいいと思う。

話を戻して、下山を続ける途中の道。まずは排雲山莊へ昨日予約したブランチを食べに戻る。

[10:00頃]
排雲山莊に到着。腹減った。

野菜、肉、麺、汁。この炎天下にこの塩分がいい補給

往路は楽しかった道も、復路になると退屈になるのはなぜなのか。炎天下の中日陰も少なく延々と歩く。
そしてさっきの排雲山莊にトレッキングポールを忘れてきてしまったことに気づく(悲。

往路で「こんなところで誰が休憩するんだよ」と思っていたけど、はい休憩しました。

 

登山口に戻ってきた

登山口に戻ってきた。とても静か。

さて・・・。

シャトルバスはいるけど人数待ちぽい、今のところ誰もいないので駐車場まで歩くことにした。

無心で歩く、作業作業

「お、トイレ発見」と思ってたら右の分岐が正解なのに真っすぐ歩いてしまう

まだ道の間違いに気づいていない。のんきに花を撮影。

[14:00頃]
間違えた場所まで戻り、ようやく戻ってこれた。
二日間天気が良くて大満足。

この後、車で来た時と同じ阿里山方面の道ではなくて、そのまま水里鄉方面に進み台中に戻りレンタカー返却。

周辺情報

パーミッション申請方法やアクセス方法などの情報はこちらの記事に書いてあります。

台湾最高峰玉山ハイキング完全ガイド
基本情報台湾には大きく5つの山脈があります。台湾最高峰の玉山(Yushan/ユイシャン)は玉山山脈上にあり、標高3952mで富士山より高い山となります。また東アジアでも最高峰の山となります。玉山を中心に、周辺の山々を総称する呼称を玉山群峰都...

 

装備

衣類

  • シューズ(サロモン アルファクロスGTX ローカット)
  • ドライレイヤー(ミレー ドライナミックメッシュ 半袖)
  • ベースレイヤー(モンベル ジオライン MW ロングスリーブ)
  • ミドルレイヤー(Mountain Hardware キャニオンソリッドロングスリーブシャツ)
  • レインウェア(ミレー ティフォン50000)
  • レインパンツ(ワークマン INAREM)
  • ロングパンツ(ミレー モンテローザネオパンツ) w/タイツ(MacDavid MA102)
  • ライトダウン上下(ワークマン)
  • グローブ(おたふく手袋 JW-145、テムレス青(雨用))
  • 靴下(ガッツマン)
  • 帽子(ワークマン INAREM)

ギア

  • バックパック40L(モンベル アルチプラノパック)
  • サブバッグ20L(無名)
  • 寝袋(モンベル800#3) w/インナーシーツ、カバー
  • スリーピングマット(Klymit イナーシャ X フレーム + Evernew トレイルマット100)
  • チェーンスパイク(モンベル L.W.)
  • ヘッドライト(Gentos) w/予備電池
  • ソフトフラスク(無名 500ml)
  • シングルバーナー(SOTO ST-310SB)
  • クッカー(平たい鍋 Amazonノーブランド)
  • マグ(スノーピーク ステンレス シングル)
  • CB缶x1
  • 折り畳み座布団(キャプテンスタッグ)
  • サングラス(オークリー)
  • 傘(Waterfront)
  • スマートウォッチ(Garmin Instinct2 dual )
  • モバイルバッテリー(Anker 16000mAh)
  • トレッキングポール(1本)

その他

  • カメラ(Sony α6400、Olympus TG6)
  • ミニ三脚(マンフロット MTPIXI-B)
  • 行動食
  • 水 1L
  • 衛生品(歯ブラシ、コンタクト用品、テーピング、痛み止め薬など)
  • トラッシュバッグ(モンベル)
  • エマージェンシーキット

 

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