悪臭にさようなら! ドライレイヤーのイヤなニオイを消す方法

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悪臭にさようなら! ドライレイヤーのイヤなニオイを消す方法

登山をしていると、何故かほかのスポーツと違いウェアが臭くなりがち特に一番汗を吸収するドライレイヤーやベースレイヤーと呼ばれるウェアによく起きる。また登山ウェアってそう安いものでもないので気軽にポイポイ捨てるのはもったいないし、環境的にもよろしくない。

自分がお気に入りで年中使い倒してるミレーのアミアミのドライレイヤー。ほんとよく汗を吸収してくれ放出してくれるのでロングトレイルやテント泊で重宝してるやつ。今回はこのドライレイヤーの臭いを取ってみたことを書いてみようと思う。

 

購入当初は張りもありピカピカの状態だった。もちろん臭いもなく無味無臭。

 

しかし、長らく使っているとヘタってきて見た目は仕方ないとしても、決まった個所のにおいが取れないなってきた。自分の場合は脇と肩に汗が溜まるのか、それ以外の部分は特に問題はない。脇は一番臭いが出やすいところなので多分多くの人が気になる箇所として、肩は多分ザックを背負ってる時に汗が溜まるせいなのか2番目に臭いやすい箇所になっていた。

勝手な推測だけど、肩、首回り、脇など微妙に網になっていない繋ぎの部分に臭いが溜まりやすいのではないかと思ってきている。また鼻に近い場所なので臭いが発生し出すと逃げ道がなくずっと不快。

 

 

洗濯表示確認、そして無視する ※非推奨

洗濯表示を守って洗濯することは衣類をあるべき正常な状態に保つためには大事なこと。

だがしかし、

ルールばかり守っていても守りたいものを守れない。時にはルールを破ることも必要なこともある。

まず洗濯表示を一応確認しておくと

洗濯表示のタブは色抜けて見えなくなっていて困っていたら、こんなところにもあった。
流石ミレーさんこうなることを既に知っておられた。

 

ついで、素材の表示もあった。
化学繊維は、皮脂や汚れを吸着しやすい素材と言われている。もろコレにあたります。

 

これから行いことは「漂白剤」を使って臭いを取りたい。洗濯表示でいえば左から2番目の△のやつ。「漂白NG」という意味。

一応消費者庁がリリースされている「衣類の取り扱い表示」も載せておく

はっきりと「漂白NG」と表記されている。

しかし、もうどうにも臭いが取れない以上臭いまま使い続けるか、買い替えるかの二択。禁じられた第三の選択肢としては、やはり漂白剤を使ってみるということだった。

 

 

これまでに試したこと

・お湯で洗濯する
・手洗い
・中性洗剤
・弱アルカリ性洗剤
・漬け洗い

洗濯後は臭いが取れたように感じたけど、山上り始めて汗をかき始めると直ぐに臭いだしていた。

 

 

実際に漂白剤を試したパターン

いくつか試してみた。

 

ワイドハイターEXパワー

定番の漂白剤。こちらは「過酸化水素(酸素系)」になる。桶やバケツのような容器にぬるま湯とワイドハイターを指定濃度の2倍くらい(適当)入れて30分程度漬け置きした。その後中性洗剤か弱アルカリ洗剤で普通に洗濯。

意外と臭いが取れた。

が、2,3回の登山も持たなかった気がする。すぐに再発したとはいえこれまでにない良い効果を感じた。

 

 

【 激落ちくん 】 の セスキ炭酸ソーダ

こちらも衣類の臭いや皮脂汚れに強いと言われているもの。重曹よりアルカリ度は強い。さらにワイドハイターの方が強い可能性はあるが、そもそも種類が違うので理論値よりも実際に試した結果(事実)が欲しいので試してみるしかない。セスキ炭酸ソーダは水に溶けやすい性質があるそうなので漬け置きには適しているのではないかと思った。

こちらもかなり効果はある。同じように数回の登山で臭いは再発してくる。

 

 

オキシクリーン

オキシクリーンも試してみました。こちらも同じように使用した結果、個人的には上記2つよりは劣る印象だったが、確実に効果はあり。衣類の種類を変えたらこっちのほうがいい結果が出るということもあるとおもう。

 

 

セスキ炭酸ソーダ + ワイドハイターEXパワー

 

今度は二つ連続で試してみました。(同時に混ぜるのはビビってやらなかったです)

まずセスキ炭酸ソーダをぬるま湯で濃いめの若干濃いめの濃度で30分以上漬け置き。いったん流して、今度はワイドハイターを同じように若干濃いめの濃度で30分以上漬け置き。最後に洗濯機で弱アルカリ性洗剤で洗濯。

プラセボ効果なしで、かなりにおいが消えました。数日連続で使っても問題なしのレベルまで到達。これらの漂白剤を使ったことによる衣類へのダメージは目に見えないし、本来の衣類の昨日は損なわれているとは感じていない。成功例の一つだとおもう。

 

セスキ炭酸ソーダ + オキシクリーン

こちらも更なる効果を感じた。「セスキ炭酸ソーダ + ワイドハイターEXパワー」と変わらないくらいの効果は出ている気がする。全く同じコンディション(登山、汗の量など)で比較したわけではないけど、「セスキ炭酸ソーダ + ワイドハイターEXパワー」のほうがより効果があった気がする。

 

登山前の予防に

衣類消臭剤も使ってみるのもいいとおもう。一定の効果は感じた。臭いを完全に感じなくなるというよりは若干抑えることができているようにも感じる、もしくは臭いが発生してくる時間を遅らせてくれているような感じでもある。

テント泊の時や何日も洗濯できない日が続く場合は、下記のような携帯用スプレーを用意したり、無印の携帯スプレー容器に詰め替えて持ち運んだりして使ってる。テント泊で寝てる時に臭い、朝起きて臭いのが嫌いなのでこれを振りかけておくとかなり抑えてくれている。

個人的にはいくつか試した結果リセッシュの除菌EXが合ったので、自分に合うものやお気に入りを見つけてみるのもいいと思う。

 

 

まとめ

このように漂白剤の効果は大小あるが効果は確実にある結果に。洗濯表示を無視して最終手段としてやっているのでなるべく使わない方がいいと思うが、捨てるくらいなら一度試してみるのもありだとおもう。

洗剤を買うコストで延命できるなら一回当たりの使用料は新しいもの買うよりコスト安になっていることだと思う。※手間賃含まず

他の化繊のTシャツを可も試したけどやっぱ漂白剤の力はすごい、確実に効果はでている。

上記で挙げた洗剤やパターンは一部だとおもうので、また良いものが見つかったら記事にしてみようと思います。

 

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