自分でインナーやストレッチ素材ウェアを補修してみよう
せっかく気に入ったウェアを買ったのはいいけど、森林地帯で木の枝や草木にひっかけてほつれや穴が開いたり、岩場でウェアが切れてしまったりと気を付けていてもダメージを負うことが良くあります。
アウトドア活動においては避けることのできないことであり、ただでさえ高価な登山用品なのでその度に買いなおしていてはコストが掛かってしまいます。かといって放置していると本来のウェアが持つ機能が失われたり、ダメージが更に悪化したり、見た目も悪く良いことはありません。
今回はストレッチ素材のインナーウェアやジャージ類を簡単に補修できる方法があるので紹介します。
必要なものはアイロンと補修シートだけ
主に必要なものは、上記画像のような補修シートとアイロンの2つ。
手順としては補修シートを補修したいか所においてアイロンするだけの作業工程。裁縫とかできない人にとってはうれしいアイテム。また数百円で手に入るものなのでコスパも高い。服の修理屋にだせば綺麗に裁縫してくれるだろうけど、作業費に2000円以上は掛かるし預ける時間や店に行く受け渡しの手間と時間的コストも考えればさらに高くつく。モノによっては新品を買ったほうが安くなってしまう場合も出てきてしまう。
もしかするとアイロンも持っていない人がいるかもしれないが、1500円~手に入れることができるので今後のことも考えて手に入れること検討するのもよいと思う。
以下は服の修理屋と自分で修理する場合の簡単比較
服の修理屋 | 補修シート | |
費用 | 高い(2000円~ | 安い(数百円~ |
時間 | 数日~数週間以上 | 数分 |
手間 | プロが補修。見積、持ち込み、郵送など必要 | 自分で補修。その場で直ぐ可能。 |
完成度 | 高い | あなたの腕次第で無限の可能性 |
コスパ | 低い(買い替えを考えるレベル) | 高い |
実際に補修シートを使ってみた
今回は、セパレイトタイプのレッグタイツに穴が二つあるのでそれを補修してみようと思う。
1つ目は転んだ時にできた膝にできた丸い穴
2つ目は固い木の枝が脛にカッターで切ったかのような縦長の切り裂き穴
一つ失敗したのが、補修前画像を撮るのを忘れてしまったこと・・。
これはすでに補修完成の画像です。大人の人差し指が簡単に入るような丸い穴があったが補修後(表)はこの様になった。
こちらは裏面の補修シートを張った個所。穴のサイズよりも一回りくらい大きく切ったシートを穴の上に置き、その上にハンカチなどのあて布を置いてからアイロンを2,30秒ほど当てるとシートが張り付く。今回はストレッチ性のあるシートを使っているので伸縮を試してみるが全然問題ない様子。
こちらは2つ目の補修後の表画像。どこに穴があったかわからないくらい溶け込んでいる。
こちらは裏面の補修シートを張り付けた個所。こちらもしっかり張り付いていて伸びしてもはがれそうな感じはしない。
この様にとても簡単にできるし、失敗リスクも低いので試してみるとよいと思います。
道具は長く使いたいものです。