ある登山の前日に行動食をドン・キホーテに調達しに行ったときに「タフグミ」と出会った。
まず名前に「タフ」って付いている期待感だけで手に取ってみた。一番初めに炭水化物量と重量を確認してしまう癖がある。なかなか良いではないかと買ってみた。そしてすぐ次の日の登山で使ってみたのでその感想を書いてみようと思う。
カバヤ タフグミ 100g
主なスペック
フレーバー | 熱量(kcal) | 炭水化物(g) | 食塩相当量(g) | 総重量 | 価格(税抜き) | 炭水化物1g当たりのコスト |
3種アソート | 319 | 73.9 | 0.12 | 約108g | 198円 | 2.68円/g |
グレープ | 320 | 73.9 | 0.12 | 約108g | 198円 | 2.68円/g |
パイン | 320 | 74.1 | 0.13 | 約108g | 198円 | 2.67円/g |
この他にもタンパク質8.5g、脂質0.4gと良い内容。
主な原材料を見ると炭水化物として使われているのは「水飴」で加えて「砂糖」となっている。水飴はの吸収力は砂糖より落ちるが、グミを行動食目的で使用するなら問題ない。ゼリー飲料のようにエネルギー補給の即効性を求めるというよりは、消費しているエネルギーを少しづつ補給するイメージになるとおもう。
メリット
なんといっても重量に対して炭水化物量が高いことが一番の魅力だと感じている。コンビニのおにぎりは約110gの重量に対して炭水化物量は約45gになる、ゼリー飲料でも約194gに対して炭水化物は45gとなっているのでかなり密度が高いことが分かる。
また価格も店によるが概ね200円前後となっていて手ごろな値段だ。
味はどれもおいしい。まだ3種アソートとグレープしか食べてないけどハズレなし。3種アソートは1パッケージに3種類のフレーバーが混ざっているので、飽きが無く歩行中も「次は何味たべようかな」と楽しみもある。
パッケージも保存が利く口が閉めれるタイプなので行動中にちょくちょく食べるのに適している。食べ終わってた後のごみも嵩張らない。
気温30度の低山でザックの腰ポケットに入れていてもベトベト溶けていることはなくさらさらでした。これがチョコや飴だと溶けていたので、夏でも使いやすい行動食だと思った。
デメリット
デメリットはあまり感じなかった。
あえて挙げてみると、これがデメリットなのかメリットなのかは個人の好みで別れるが、口にした感触は定番のブニュグチュっていう感じではなく、定番グミよりは少し固めで柔らかい消しゴムをかじった時の感触に似ている。個人的にはあまりに気なる感じではなく、弾力がありすぎると顎が疲れるのでこれくらいの方が行動中に食すのには楽だと思った。
感想
炭水化物が74gあるにもかかわらず総重量は100g程度という軽量で高濃度炭水化物がよく、携帯しやすくて最近はよく使っている。弾力性があるのでタイトなパッキングの中に無理やり突っ込んでもぐちゃぐちゃにならないし、また液体でもないので容器に穴が開いても漏れる心配もない。
行動食の一つに加えてみてはいかがでしょうか