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ルート
全体図
5日目は、右から五番目のライトグリーン色のルートの部分になります。
5日目部分拡大
■5日目 02月01日(土) 約37㎞/12時間
新鹿駅 → 大吹峠 → 松本峠 → 花の窟神社 → 熊野速玉大社
気温:10度~0度
山行記録
新鹿駅
06:15頃、尾鷲駅から始発で新鹿駅に到着。今日は熊野三社の一つでもあり伊勢路のゴールでもある熊野速玉大社(新宮)まで行く予定。そして新宮エリアでテント泊ができるようにライトを手に入れることがミッションとなる。
この日の夕方は雨が降る予報。2週間前からこの予報が変わらなかったので確実性高いと思ってる。
最初は新鹿湾沿いを歩く。
波田須
07:00頃、波田須の道に入る。久しぶりの石畳みだ。
波田須町が見えた。
朝は綺麗な景色に出会う確率が高い。
大吹峠
07:50頃、大吹峠入口は結構広々としているし、東屋もあった。
今日は大吹峠と松本峠を越える予定。どちらも小さい峠なのでサクサク行けると思う。
熊野古道らしい道。
大泊
08:20頃、松本峠に入る手前の町、大泊に到着。ここも凄くきれいな海がある。
暑い寒いを繰り返す場合、保温性と通気性を両立した軽量なアクティブインシュレーションが活躍する。またフードがバラクラバタイプなので荷物下ろして着替えなくても瞬時にカバーできるので便利。サムホールも付いてる。
スキューバダイビングで白浜には一度行ったことあるけど、三木里やこの辺のエリアもとても綺麗で潜りたくなってくる。
存在感がすごい岩壁
無意識にずっと魅せられてた。静かでいい。 と思ってたら、地元民の車が通って目が覚めた。
松本峠
少しだけ街中を歩いていくと正面に峠が見える。あれが新宮までの最後の峠、松本峠だ。
一口付近は工事しているがちゃんと旗も経っていて目印があるのでわかりにくいことは無い。この間を通っていく。
09:00頃、これを越えると熊野市駅。多分結構な街になってるエリアだと思う(たぶん)
一気に登って一気に下りるタイプの峠
熊野市
あれが熊野市か。コンクリートの臭いがするぜ
先ほど松本峠頂上で昨日の快速兄貴が後から到着してまさかの再開となった。おしゃべりしながら歩く。
09:30頃、松本峠はさっさり終わり街中を歩く。今日は殆ど舗装路を歩くことになるので足はかなり疲弊すると思う。苦手だわ。
海沿いに出た。ここからほぼ真っすぐ海沿いをひたすら歩くことになる。
観光名所でもある獅子巌。なるほど。
快速兄貴とはここでお別れした。花窟神社には何度も来ているからスルーするらしい。本当にこれで最後になるだろうと悟ったので握手してさよならした。世話になったし楽しかったぜ。
神道の本読んで熊野古道を歩きたくなった自分からするとここにいることが感慨深い。馬越峠で出会った熊野古道観光ガイトさんもここは寄って行ってほしいと言っていたところ。来たよ。
日本書紀によれば、イザナミがカグツチ(火の神)を生んだあと、イザナミは火に焼かれて死んでここに葬られた。
興味があればこれが読みやすいので一応紹介しておく。
街中を歩き、再度海沿いに戻ってきた。
果てしないな
並行するように一本中に入るとこのような道がある。こっちのほうが日が遮るし足元も柔らかくていい。周囲の注意喚起を見るとこの茂みには猿がいるらしい。
ひたすら無心で真っすぐ歩く。いや、歌うたってたわ
14:20頃、紀宝町ウミガメ公園(道の駅)に着いた。もうすぐ新宮だけど予想上に歩くペースが落ちてる。舗装路歩きで足の裏が痛みだしている。
この道の駅でシャワー室があった。これはいい
浜街道に入りようやく新宮が目の前という感覚が出てくる。このペースだと到着が夕方になりそうで雨も食らうかもしれない。
まだ降らないか
この2㎞が異様に長く感じる。
15:40頃、予報通り雨来ました。こちらも準備OK
ロングトレイルでは軽量傘必須。日除けや雨の両方で活躍する。
濡れると厄介なのでレインウェアも装着。ミレーのティフォン50000はウインドブレーカーとしてもレインウェアとしても大変重宝している。蒸れ難さが一番気に入っている。
16:00頃、この橋を渡れば新宮だ。
新宮
奥に見えるあれか
熊野速玉大社に到着。今回のロングトレイルの中継地となる場所であり、伊勢路としてはゴール地点になる。少しだけ達成感を得た気がする。
お参りして今日は終わり。と言いたいところだが、ヘッドライトを求めてまずはワークマンやホームセンターへ行く。期待しているようなヘッドライトが全然ないので一先ず手持ちライトを購入してゴールまでこれで対応することにした。
明日から中辺路になるわけだが、本来今日の時点で那智まで行く予定だっただけに少し遅れている。雨も降って冷えてきたので計画も見直しながら早々に寝る。
6日目:神倉神社 → 熊野那智大社 → 地蔵茶屋跡
