大豆ミートとは
大豆を原料として作られた、見た目や食感が肉に似た植物性食品。ミートと言っても肉ではない。
いろんなタイプがあるが「乾燥タイプ」が便利で、この記事でも乾燥タイプに焦点を当てて書いています。
栄養と特徴
- 大豆が原料なので、植物性タンパク質が豊富で、食物繊維やミネラルも多く含んでいる。
- アミノ酸スコアは100(最高点) ※アミノ酸スコアとは、食品に含まれるタンパク質の品質を評価
- 肉や魚に比べて消化・吸収が良い。
- 水分を抜いているので超軽量。
一例をあげてみるとこんな感じの栄養成分になっている。
注目点としては、高タンパク質であること。登山において大事な糖質も含まれており、登山中に摂取しにくい食物繊維も多く含まれている。
登山中に失われやすいマグネシウムの補給もできるし、亜鉛も筋肉の損傷を修復し、疲労回復を促進する効果が期待できる。その他カルシウムや鉄といった他の食品からは補給しにくういものが補給できるのも良いところ。
フリーズドライフードのように水分が抜かれているので軽量で持ち運びしやすいことも特徴。水分が無いことで腐ることもなく長期間持ち運べる。
使い方
フリーズドライフードと同様にお湯を掛ければ柔らかくなって、大きく食べやすくなります。
主に食事のトッピングとして使うことが多く、好みの量を事前に準備できるので栄養管理がしやすく大変便利。
初めて使った時は、お湯の量もわからなければ、大豆ミートの量もよくわからず適当にお湯に突っ込んだことがあります。その結果、乾燥した大豆ミートは予想以上に水分を吸収していくし、その吸収した大豆ミートが予想以上に大きくなってしまい大変なことになったの覚えてます。
登山に持っていく前に一度自宅で使ってみると良いと思う。
自分が良く使う方法としては、
- ラーメンにトッピング
カップラーメンに少し多めのお湯入れた時に大豆ミートも入れる。茹でるタイプでも麺を茹でている時に大豆ミートも入れて同時に茹でる。 - カレーにトッピング
アルファ米のパックの中に大豆ミート入れて少し多めのお湯をいれてカレーを食す。 - パスタにトッピング
パスタを茹でている時に同時に茹でる。その上にソースを掛けるなどして食す。
注意点としては、硬めが好きだからと麺を茹でた後の上に大豆ミートを乗せてしまうとラーメンのスープやパスタソースの水分を吸い取られてしまうので認知しておく必要がある。同時に茹でておくと楽。
基本的に何にでも合う食材だと思う。そのまま食べてもスナック菓子の様に食べることも可能。塩コショウを振りかけると食べやすい。
先にも述べた様に、水分を吸収して大きくなる。これによって嵩増しとしても機能してくれるのでトッピングすることで栄養だけでなく、満腹感も増してくれる。
敢えてデメリット挙げると
原料は大豆であることから、当然ながら大豆臭や大豆味がする。そもそも大豆の匂いや味が苦手な場合結構きついかもしれない。
また大豆ミートと謳っているからと言って、肉感を期待していると期待外れに感じるかもしれない。初めから大豆だと思っていた方がいい。
食材としてめちゃくちゃ美味いかと聞かれると、正直そうでもない。これを食す人はタンパク質や栄養管理をしたい人に向いていると思う。味は二の次で、栄養こそ食事の本質だという思考の人には最適解の一つになる。
商品紹介
一袋80gと小分けされているブロックタイプ。一粒が肉を意識した大き目になっている。しっかりとした触感が楽しめるものの、中までお湯を通さないといけない為、茹で時間が小粒のものにくらべて掛かる。
一袋80gと小分けされているミンチタイプ。小粒になっているのでオールマイティに使いやすい。茹で時間もブロックタイプ見比べて短時間で済む。
一袋90gと小分けされているミンチタイプ。有機大豆を使っているので、より健康志向の人に。
一袋1kgの大容量パックで不揃いタイプ。大豆ミートの形が不揃いで適当な感じが良いという人には最適。ブロックタイプほどの大粒は無く、不揃いと言っても小さめで使いやすい。登山だけでなく日常使いもしたい人は大容量パックがお得。
一袋1kgの大容量パックでミンチタイプ。登山だけでなく日常使いもしたい人は大容量パックがお得。