仙丈ヶ岳(北沢峠)

登山

前日の甲斐駒ヶ岳に続き、仙丈ヶ岳にも上ってきた。

長衛小屋でテントを張ってベースキャンプする立地と快適さは抜群だった。右を向けば甲斐駒ヶ岳、左を向けば仙丈ヶ岳という感じ。バス停も近いので便利だった。

仙丈ヶ岳は稜線を歩いたりするので、甲斐駒ヶ岳とは登山のタイプが大分違うので飽きずに両方の山を楽しめた。計画段階では甲斐駒ヶ岳のついでに仙丈ヶ岳っておまけでくっ付けただけだったけど、ものすごくいい山だった。3,033mという標高のくせに危険個所は無くかなり簡単に登頂出来た印象。初心者にも十分お勧めできる山だと思った。とりあえず南アルプス行ってみたいけど、どこいくかって悩んでる人にもまずここ行ってみては?と言える。

 

山行記録サマリー

日程 2023年07月12日(水)
エリア 南アルプス / 山梨県、長野県
天気/気温 07月12日 晴れ / 15~21℃
ルート 1日目:仙流荘 → 北沢峠 → 長衛小屋 → 甲斐駒ヶ岳 → 長衛小屋(1泊)
2日目:長衛小屋 → 小仙丈ヶ岳 → 仙丈ヶ岳 → 仙丈小屋 → 北沢峠
歩行距離 9.5km (登り1,135m/ 下り1,117m
歩行時間 6時間

 

アクセス

登山口 北沢峠(MAP
往路 仙流荘までは車で有料駐車場に駐車、そこから南アルプス林道バスに乗り換え必須。(乗車券は現地窓口で乗車前に購入、キャッシュレス可)
復路 往路と同じ北沢峠バス停で南アルプス林道バスに乗り、仙流荘へ戻る

 

ルート

 

水場

 

宿泊場所

長衛小屋でベースキャンプして甲斐駒ヶ岳も上ると便利

 

山行記録

1日目:仙流荘 → 北沢峠 → 長衛小屋 → 甲斐駒ヶ岳 → 長衛小屋(1泊)

甲斐駒ヶ岳(北沢峠)
〇〇アルプスというエリアに初挑戦した山。 一般人が夏休みになる前に混まなそうな日程で行ってきたがさすが人気の山、そこそこ人がいた。公共交通機関を使って行こうと思っていたけどいろいろなパターンを考えた結果、仙水峠までは車で行くことになった。 ...

 

 

2日目:長衛小屋 → 小仙丈ヶ岳 → 仙丈ヶ岳 → 仙丈小屋 → 北沢峠

長衛小屋から深夜スタート

(02:30頃)帰りのバスが10時(始発)か13時(次発)のどちらか迷い、10時を選択。逆算すると02時か03時くらいには長衛小屋テント場から仙丈ヶ岳に向かわないと間に合わないとみて、02時半くらいに出発。

仙丈ヶ岳二合目登山口から入山。序盤はコウモリが何度もぶつっかてくる恐ろしさの中(何度発狂したことか。。。)、ヘッドライトのバッテリーが切れる。バッテリー交換をする間は一寸の光もない闇。重力のある宇宙に居るようだった。

(03:40頃)薮沢大滝ノ頭手前あたりでようやく光の有難さを感じつつ、もしかするといい場所で日の出見れるかもと思い始めた。

この感じだと小仙丈ヶ岳なら日の出が見れる見込みで歩き進める。

上りは結構汗をかくので稜線に出た時や山頂に着いた時に汗冷えしない様これを着てるので快適。

 

小仙丈ヶ岳で日の出

(04:45頃)小仙丈ヶ岳に到着。タイミングばっちりできれいな日の出を見続けてた。

山頂は半袖では寒くてウインドブレーカーとしても着れるミレーのティフォン50000を着てました。やっぱ便利。

朝日を背にして仙丈ヶ岳に向かう。ここからは稜線歩きで眩しさもなく快適。

小仙丈ヶ岳のほうを振り返るとこんな感じ。墓場のよう

南アルプスいいなあ

仙丈小屋かな、いい場所にあるなあ

目立っていたので撮った。何の花だかわからん。

 

仙丈ヶ岳

(06:00頃)仙丈ヶ岳到着。こちらは「南アルプスの女王」て呼ばれてる。稜線や景色が抜群に良い。そしてこんなに簡単に標高3,033mにこれるなんて難易度も低くコスパ良すぎじゃないすか

日の光で緑がエメラルドグリーンに光っていてめちゃくちゃ綺麗だったのは忘れられない。

山頂に居た旅人「おにいさんが来るまでガスってたんですよー、丁度今ー(略)」
俺に感謝しな。

雲筋が臨場感出してる

無邪気に転がってみたい気分にさせるカーブ

仙丈小屋の方へ下っている時に仙丈ヶ岳を振り返るとこんな感じ

 

仙丈小屋

見るからに綺麗で快適そうな小屋。仙丈ヶ岳の景観にフィットしてて良いね

あっちこちで花をよく見かける。さすが女王や

 

馬の背ヒュッテ

樹林帯に入り始めると小屋が見えてくる

(06:40頃)何人か人がいたので逃げるように先へ進みます

北沢峠までもうすぐのようだ

川もありました。水が綺麗だ。

 

薮沢小屋

奥行までみてないけど意外と小ぶり。

何度か川を渡る。

朝は暗くて見えなかったけど、こんな感じだったのね。

北沢峠に行く前に一旦長衛小屋に戻ってテント回収しにいきます。

 

北沢峠

テント回収後、北沢峠のバス停に到着。近くには花が咲いていた。花は虫とちがって集合すると映える。

北沢峠こもれび山荘。もうホテルの様。

ここから仙流荘までバスで戻りました。

 

装備

衣類

  • シューズ(サロモン アルファクロスGTX ローカット)
  • ドライレイヤー(ミレー ドライナミックメッシュ 半袖)
  • 化繊半袖Tシャツ
  • 長袖シャツ(Mountain Hardware キャニオンソリッドロングスリーブシャツ)
  • ハーフパンツ(ワークマン)w/タイツ(McDavid MA102)
  • レインウェア上(ミレー ティフォン50000)
  • レインウェア下(ワークマン INAREM)
  • 厚めの一般靴下
  • 帽子(Footmark)
  • グローブ(ワークマンで売ってる作業用、テムレス青(雨用))

 

ギア

  • バックパック40L(モンベル アルチプラノパック)
  • 寝袋(モンベル800#3) w/インナーシーツ、カバー、マクラ
  • スリーピングマット(Evernew トレイルマット100)
  • テント(Naturehike Cloudup2)
  • ヘッドライト(Gentos) w/予備電池
  • ウォーターキャリー(EVERNEW 2L EBY208)
  • ボトル(無印 330ml)
  • シングルバーナー(SOTO ST-310SB)
  • クッカー(平たい鍋 Amazonノーブランド)
  • テーブル(100均)
  • マグ(スノーピーク ステンレス シングル)
  • サーモボトル(モンベル アルパイン サーモボトル500ml)
  • CB缶x1
  • 折り畳み座布団(キャプテンスタッグ)
  • サングラス(オークリー)
  • スマートウォッチ(Garmin Instinct2 dual )
  • モバイルバッテリー(Anker 16000mAh)
  • トレッキングポール(無名 1本)

 

その他

  • カメラ(Sony α6400)
  • ミニ三脚(マンフロット MTPIXI-B)
  • カメラバッグ(パーゴワークス フォーカス HB104)
  • 食料
  • コーヒー用具一式(ミル、豆、ドリッパーなど)
  • トラッシュバッグ(モンベル)
  • 衛生品(歯ブラシ、コンタクト用品、テーピング、痛み止め薬など)
  • エマージェンシーキット
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