出発前のパッキング時、「あと数リットル容量あればなあ」と何度思ったことか。
荷物減らす努力、パッキングを上手くして隙間無く詰めていく事は基本だけど、それでも縦走やテント泊登山だとどうしても出発時の食料分がはみ出てしまいがち。
かといって、新しく大型のバックパックを買うのも嫌だ。
最小限の手間とコストでどうにかできないか考えていたところ、外付け可能で水にも強い軽量なアイテムを見つけ、実戦投入してかなり使えるアイテムだったので紹介してみようと思う。
イスカ ウェザーテックポーチ
イスカ(ISUKA)から出ている「ウェザーテックポーチ」。石井スポーツなどでも店頭に置いてあるので見かけたことはある人も多いかもしれない。
ウェザーテックポーチは、1、2、3、5、7という5種類のサイズがある。多分この数字はリットルを表しているのではないかと思う。因みに7を買いました。
防水性、防風性、透湿性、結露防止性に優れた3層構造の70デニールの素材。また止水ファスナーも装備されていて水に対しては結構なスペック。また71g(サイズ7)と軽量。一見ポーチなのに71gは重くね?と思うULタイプの人はいるかもしれないが、外付けで考えればかなり軽いと考えることができる。
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使い道としては人それぞれだけど、これまでにどういう用途で使ったのか振り返ってみる。
・縦走やテント泊での食料や行動食を入れザックのトップに外付けした。すぐに取り出したい時にも便利だった。
・着替えた後の汗ビショビチョの汚い衣類を入れた。なんだかんだ水分が滲み出てくるのではないかと心配したが、全く水漏れがなかった。衣類以外にも汚れた物を入れるのにも便利。
・樹林帯で枝に引っ掛けたり擦れても破ける心配はなさそうなくらい丈夫だった。岩場で出しても傷や破けの心配はなかった。耐久性も予想以上に高いかもしれない。
・帰宅後、ウェザーテックポーチを手洗いしようと防水性チェックをしてみた。中に乾いたタオルを入れて、ファスナー閉めて、水道水をぶっかけまくった。さすがに濡れてるだろうと思ったが全然濡れてナーイ。洗濯後の乾きも快速。
・口が大きいのでテントの中で「とりあえずなんでも入れ」みたいに使いやすい。この「とりあえず」という大雑把な使い方が出来るのが助かる
メリット
なんといっても「防水性、防風性、透湿性、結露防止性」を謳っていて実際に偽りないこと。
左右に付いてる取っ手がカラビナに引っ掛けやすく固定しやすい、かなり汎用的に外付け可能。固定できるので揺れ難くできるのが良い感じ。
サイズがいくつかあるので自分に適した容量を選べる。
黒なのでどんな色のバックパックにも合いやすい。
割と手頃な値段設定で嬉しい。
防水性高めなので雨時でも気にしなくて良い。逆に濡れたものを入れてザックの中に入れることも可能。
見た目以上に容量があり、沢山詰め込める。
使わない時はクシャクシャに小さくできる。
デメリット
正直今のところデメリットや悪いポイントは感じてない。
ストレッチ性は無い。しかし無いことによってザックに固定しやすいメリットが生まれてる。
「防風性」はどういう場面で活躍するのか不明。
ULタイプではないので超軽量というわけでもない。