バックパックのサイドポケットが破れた
奥秩父主脈縦走をした時に3mほど滑落しまして、丁寧に使ってきたバックパックのサイドポケットが派手に破れてしまいました。
ちょっと破れたわけではなく、物が収納できないほど大きく破れてしまった。モンベルに修理依頼しようとおもったけど、2、3週間くらい見ておかないといけない様子。待てない。
裁縫スキルを持っていないので貼るか接着するかくらいしか思いつかなかった。生地もストレッチ性のあるメッシュ素材だし何を施しても上手くいくようには思えないが、市販のアイテムでどうにかならないか試してみようと思う。
前回、市販の補修シートで補修を試みた結果

以前、補修シートを試した時のことを書きました。
本当にとてもいい製品でしたがザックのサイドポケットはメッシュになっていることとストレッチ性がある性質上、シート型だと面に対してメッシュだと接着面積が少なくなることから完全補修はできず数回の登山で剝がれてきました。用途を変えればかなり使える製品だとわかったので別の機会に試してみようと思います。
ボンド接着に挑戦
今回は液体タイプのボンドで接着を試してみようと思う。
今回試すアイテムはこちら。「コニシ 裁ほう上手#05476」
17gと容量少なすぎないかと思ったけど、結論から言うと全然足りる。
補修前の状態がこれ。40Lのザックのサイドポケットがビリビリの状態。前回張り付けた補修シートは剥がれ始めたので一旦剝がした。
ペットボトルか何かを入れて塗るとやりやすかった。ペットボトルが無かったのでCB缶のロングを刺しといた。
見た目重視で薄く伸ばすか、耐久性重視でたっぷりでいくか迷ったが、たっぷりつけて耐久性重視で行くことにした。
破け方が悪く、一気に塗るのが難しかったので2回に分けてやることにした。説明書では自然乾燥もOK、アイロンでもOKと書いてあるけどアイロン使ったらベトベトになるだろうし、代わりにドライヤーを試してみたが悪くなかった。ドライヤーを当てた方が乾きはかなり早くなる。
残った部分も塗って完成。
基本的に乾いて接着するまでめちゃくちゃ時間かかるので、事前にボンドを塗ったらそのまま放置できる場所でやるといいと思う。一晩寝かすくらいの気持ちで行くといいと思う。
補修シートと違ってボンドだとカリカリになってしっかり補修されている。その代わり補修箇所に柔軟性は無くなってしまうが仕方ないと割り切る。しかし剥がれる心配は感じられなくて、ペットボトルや小物を登山と同じように雑に出し入れしたり試してみたけど不安感なし。
その後
熊野古道330kmを9日間テント泊でロングトレイルしてきたが、再発せず順調に使えてる。なかなかいいと思う。