鳳凰三山(夜叉神→広河原)

登山

2日目:南御室小屋 → 鳳凰山 → 高嶺 → 白鳳峠 → 広河原

真夜中は雨と風

夜~未明の間はまさかの雨風。なかなかの雨量で、予定の3時に起床しても雨がすごい。「あー、終わった、帰ろう」と心折れた早朝5時前にピタリと止みだす。トレイルもぐちゃぐちゃだろうし迷ったが気を取り直して予定の山頂へ向かうことにした。

濡れたテントが重い。食料が減って軽量になっているはずなのに昨日より重く感じる。

困ったときの追加容量「イスカ ウェザーテックポーチ」
出発前のパッキング時、「あと数リットル容量あればなあ」と何度思ったことか。 荷物減らす努力、パッキングを上手くして隙間無く詰めていく事は基本だけど、それでも縦走やテント泊登山だとどうしても出発時の食料分がはみ出てしまいがち。 かといって、新...

濡れたテントはこれにぶち込んでおけば水漏れもしない。ダブルウォール分は余裕で入るし、下山後の汚い服も突っ込める優れもの。もしザックの中に入れることができなくても外付けできるし、帰りであれば手持ちも可能。

 

砂払岳

(06:30頃)砂払岳あたりで軽視見ながら小休憩。雲は多いが天気は良い。雨のことは忘れて、来てよかったと感じた時だった。

富士山も発見、雲海がすごい

次はあの薬師岳へ

薬師岳小屋を通過。誰も居ないような静けさ

 

薬師岳

(06:45頃)テント場にいるときは、また雨が降るんではないかとレインパンツ履いてきたのでそのまま。暑いけど脱ぐのがめちゃくちゃ面倒で結局最後まで履いてた。

雲と雲の間に居る

稜線歩いて鳳凰山(観音岳)へ

日もだいぶ昇ってきた。

 

鳳凰山(観音岳)

(07:10頃)到着。先着の方が一人いてお話しした。白鳳峠から広河原までの下りは危険度高い噂話になり、その方は昨晩の雨の影響も考え夜叉神登山口へ戻るとか(さすが)、俺は予定通りつっこんでいった。「(同じバスに乗る予定の)14時のバスに乗ってなかったら死んだと察しといて」、ということでお別れ

 

オベリスクガン見。さきっちょクリクリしたくてたまらない

 

地蔵ヶ岳へ

このあたりから息切れが多い。普段感じることないけど若干空気が薄いように感じた。

昨日から思ってたけど今回歩いてきたルートにあるピンクテープや道案内標識の設置場所のセンスがいい。欲しいところにあり、多すぎず少なすぎず良い感じ。

(08:30頃)赤抜沢ノ頭に到着。よし、行ってみるか

景色よし、地蔵よし

ここまで近づいて終わりにした。

 

高嶺へ

この早川尾根というところを歩く

すぐに急降下が始まる。体感80~90度。噂の白鳳峠~広河原よりもここが一番ヒヤヒヤした。

高嶺方面の写真。どれが高嶺なのか・・

急降下が終わるとサクサク歩けるようになる

ただの帰り道くらいにしか考えてなかったけど、鳳凰山、八ヶ岳、仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、北岳など全体的に見ることができた。すごくいい場所。

(09:20頃)高嶺山頂はこんな感じで地味。岩が多くゆっくり座って過ごすような気分にならないので先へ進む

 

白鳳峠へ

白鳳峠へ向かいます。ここまでくるとどう危険なのか楽しみ

雲海に近づいてきた。突っ込むかなと思ったけど後に雲が引いていった。

(10:00頃)白鳳峠に到着。分岐で広河原へ向かいます。

 

白鳳峠から広河原へ

最初はこんな感じ。

岩だらけの場所にでる。日当たり良すぎで暑い。転がり落ちていくような急さは感じず、他の山でもある感じ。足首の捻りだけに注意してサクサク進む。

途中マダムたちとすれ違う。余裕そうだ。

岩エリアが終了すると屋久島や奥多摩のロックガーデンを彷彿させるような場所。これは登山道の横の景色で登山道自体は右下に映っているような普通の道

その後も樹林帯の道を歩いていく。橋やロープ、はしごが出てくるがしっかり設置されていて安心。

終盤もこんな感じの道。昨晩雨が降ってコンディション悪いはずだけど警戒しすぎたのか全然普通に歩けててあっけなかった。コケがついている石の上を歩かないとか、走ったりしなければ割と危険を感じることもなかった。年配の方たちも歩いていたので、油断しないで歩けば全然大丈夫ではないでしょうか。

あ、アスファルト。ついに終わり。

自然界と人間界の境界線

(11:45頃)結局サクサク進むことができ、14時ではなく12時のバスに乗れたので、結局”死んだ事”になってしまった。(※鳳凰山(観音岳)山頂参照)

 

装備

衣類

  • シューズ(Brooks Caldera6 ローカット)
  • ドライレイヤー(ミレー ドライナミックメッシュ 半袖)
  • 化繊Tシャツ半袖(マリンショップで買ったやつ)
  • 長袖シャツ(Mountain Hardware キャニオンソリッドロングスリーブシャツ)
  • ハーフパンツ(ワークマン)w/タイツ(McDavid MA102)
  • アームカバー(カリマー)
  • レインウェア上(ミレー ティフォン50000)
  • レインウェア下(ワークマン INAREM)
  • ライトダウン上下(ワークマン) w/ダウンソックス(Naturehike)
  • 靴下(ガッツマン)
  • 帽子(Footmark)
  • グローブ(ワークマンで売ってる作業用)

 

ギア

  • バックパック40L(モンベル アルチプラノパック)
  • 寝袋(モンベル800#3) w/インナーシーツ、カバー、マクラ
  • スリーピングマット(Klymit イナーシャ X フレーム + Evernew トレイルマット100)
  • テント(Naturehike Cloudup2)
  • ヘッドライト(Gentos) w/予備電池
  • ソフトフラスク(無名 500ml)
  • シングルバーナー(SOTO ST-310SB)
  • クッカー(やかんだけ Amazonノーブランド)
  • テーブル(100均)
  • マグ(スノーピーク ステンレス シングル)
  • サーモボトル(モンベル アルパイン サーモボトル500ml)
  • CB缶x1
  • サングラス(Amazon1000円)
  • 傘(Waterfront)
  • スマートウォッチ(Garmin Instinct2 dual )
  • モバイルバッテリー(Anker 16000mAh)
  • トレッキングポール(無名 1本)

 

その他

  • カメラ(Sony α6400)
  • ミニ三脚(マンフロット MTPIXI-B)
  • カメラバッグ(パーゴワークス フォーカス HB104)
  • 食料
  • コーヒー用具一式(ミル、豆、ドリッパーなど)
  • トラッシュバッグ(モンベル)
  • 衛生品(歯ブラシ、コンタクト用品、テーピング、痛み止め薬など)
  • エマージェンシーキット
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