鳳凰三山(夜叉神→広河原)

登山

9月、10月はなかなかいい天気が少なかったのでうずうずしている時、急遽辛うじて晴れか曇りかっていう日を見つけた。

明日だ。

テントでも持って行ってゆっくりしたいぜ。行先は前々から気になってた「鳳凰」とか「夜叉」って名称に惹かれて鳳凰山に決めた。

ということで決まれば急いで支度してバスの時間を確認して、ルートデータ作成して急いで出ていった。
天候は予想以上によかった、雲は想像通り多かったけど嫌な曇り空ではなかった。予想外だったのは夜中に雨が降ってしまったこと。未明にも降っていたので完全に萎えてしまい登頂せず帰宅モードになる。

帰ろうとしたとき、雨が止んだ。このツンデレ天気め

水捌けがよいのか登山道も雨の影響は皆無。助かった。稜線から見える雲海と南アルプスの山々を展望出来てた。全体的に安全な登山道で安心して行動できた。

距離も20㎞以下なので一日で行くことも可能。きつ過ぎず緩すぎず誰でも楽しめる登山だと思う。トレランで突き抜けるのもいいなぁとも思った。テント泊デビューとしてもちょうどいい感じだと思う。

 

山行記録サマリー

日程 2024年10月24日(木) ~ 2024年10月25日(金) [2日間]
エリア 南アルプス / 山梨県
天気/気温 10月24日 曇・晴れ / 10~21℃
10月25日 曇・晴れ / 10~23℃
ルート 1日目:夜叉神峠登山口 → 辻山 → 南御室小屋(1泊)
2日目:南御室小屋 → 鳳凰山 → 高嶺 → 白鳳峠 → 広河原
歩行距離 18.0km (登り2,045m / 下り1,917m
歩行時間 10時間

 

アクセス

登山口 夜叉神峠登山口
往路 甲府駅(南口1番のりば)→ 夜叉神峠登山口(1760円suica + 300円現金(協力金))
バス時刻表
復路 広河原バス停 → 甲府駅(2400円suica +300円現金(協力金))
バス時刻表

 

ルート

 

水場

 

宿泊地

 

山行記録

1日目:夜叉神峠登山口 → 辻山 → 南御室小屋(1泊)

甲府駅から夜叉神峠登山口へ

広河原/夜叉神峠登山口行きの平日のバスは09:05が始発。遅い出発なので都内から余裕で間に合う。甲府駅南口バスロータリーの1番が乗り場。

(10:15頃)予定通り到着。天候は雲が多い晴れという感じ。気温は思ったより涼しくなく、体感は街中とあまり変わらない感じ。トイレもあり。

登山口は同じ道路沿いにある。東屋もあるので準備しやすい。

 

まずは夜叉神峠へ

穏やかな整備された登山道を上っていく。

紅葉具合はまだまだ序盤という感じで所々黄色があるくらい。

 

夜叉神峠から辻山へ

(11:15頃)夜叉神峠小屋は閉まってた。

ここからも気持ちのいい展望が見れる。風もなく気温も全然低くないので夏服だけどもう汗だく。

先へ進みます。どこも歩きやすい。

無知なもんでこういうの見つけると読みたくなる。

何もないところに急にカップルシート発見。

杖立峠。画像左にあるルートを歩いていくはずなのに、このモニュメントに気を取られて右に行ってしまう。間違えた先にテープも見えたので・・。

綺麗な銀色に光るキノコと、変な黄色

ちらっと南アルプス。このあたりになると大分黄色になってきている。秋っぽい。

苺平に到着。ここで辻山の分岐があるがとても分かりにくかった。この画像の撮影者の真後ろを向くと、

こういう感じになっている。道は見えないがとにかくこっち

数メートル歩くと、このような「辻山はこっち」みたいな標識が出るので安心して進める。

こんな感じの道をゆっくり15分程度歩く

山頂が見えてきた。

 

辻山到着

(13:50頃)辻山到着

ここから地蔵ヶ岳~北岳~南アルプスの南の方までよく見ることができた。

  

折角重たい望遠レンズも持ってきたので使ってみた。撮ってる間はこれが北岳かなとかなんとなく分かったけど、家帰って写真見直すとどれがどれだか全くわからん・・・。

でもこの辻山は南御室小屋からも近いので朝昼夕といつでも見に来れるし、ついでに寄り道するにはとてもいい場所。

 

南御室小屋へ

辻山から南御室小屋へ向かう途中に、腐ってるのか本来の色なのかわからないが邪悪なキノコ発見

ここに電波あるよ標識

更に進んだここにも

到着。静かだ

受付(テント泊2000円)を済ませてテント場へ。まだ誰もいなかった。

森の中かトイレに近い場所か迷う・・。結局トイレや水場に近い場所に設置。この後来た5人くらいは全員森の中に設置してた。

いつものコイツで寝ます。最近手際も良くなってきたのでもっと小さなテントでも生活できるなぁと思ってきてる。

夕方になると急に気温が落ちてきた。16時くらいで12度(外)/15度(テント内)、寝る前18時頃には10度(テント内)になっていた。

オールシーズンの寝袋とインナー、服装はライトダウン上下とダウンソックスで十分だった。翌朝の起床時にも寒さは感じなかったのでちょうどいい具合だった。

 

Naturehikeのダウンソックス/ダウンシューズを使ってる。安価の割にかなり暖かい。暑がりな自分でも手足の冷えはかなり苦手なのでウェアやパンツは薄着でいけても手足は結構ケアしている。

 

寝袋の下のスリーピングマットは2つ使っている。一般的にはエアーかクローズドセルかの二者一択だけど、今のところ自分は両方のいいところが欲しくてそうしてる。昔から不眠症気味なので可能な限り睡眠の快適さは落としたくないという理由。質量はどうしても増えるけど、重量は両者とも軽量でざっくり180g+260g=計440gくらいで悪くない。

ちょっとわかりにくいけどこんな感じ。KLYMIT(クライミット) エアーマット イナーシャXフレームは寝袋の中に入れて使うのでいくら寝返りを打ってもズレ落ちることは皆無。またエアーは柔らかいので腰の負担も軽減出来て良い。Evernew(エヴァニュー) Trail mat 100は地面のゴツゴツ感とその冷えを解消してくれる。

 

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