奥秩父主脈縦走(後編(毛木平→雲取山→奥多摩駅))

登山

3日:三条の湯 → 雲取山 → 鷹ノ巣山 → 奥多摩駅

三条の湯

03:00頃、フライシートも全然濡れて無く、まだ暗いけど星空が綺麗な天気を迎えました。朝食を取り、お決まりのコーヒーを飲んだら出発。この縦走ではニカラグアのフルーティでコクのある上質なものを持って行った。実はロースター(自家焙煎)をしているので色々な豆を登山中に合う合わないを長年試している。季節、気温、疲労度など環境が違うので単純比較できないけど、登山中は濃いめの食事を求めがちなのと同じで濃いめ(深め)のコーヒーがよく合うことが多い。

テーブルは100均(セリア、プラスティック、55g)で買ったやつ。1回もてばいいかなと使い捨て気分で買ったけど、もう何十回と使っているしロングトレイルや縦走にも持って行ってる。平らな場所を探す手間が短縮されるし、クッカーが安定するし、悪天候で地べたに置きたくないときなど便利。テントの前室でよく使ってる。

似たような商品で下記のようなものがある

 

04:30頃、まずは昨日2時間掛けて下ったので、同じく2時間くらいかけて雲取山方面の「三条ダルミ」に抜けるところから始まる。

ひたすら崖っぷちのトラバースを歩いていくが暗さと落ち葉で足元が見えにくいことがあるので序盤は特に注意。何度も鹿が目を光らせこっちを見ている。

日もだいぶ昇ってきた。

辺りの紅葉具合もわかるくらいに。結構赤付いてる箇所が多く穴場

07:00頃、三条ダルミにようやく到着予定より時間かかってしまった。やっぱ暗いとスピード出すのに怖がってるな。本当なら飛龍山から三ツ山を経由して雲取山に行きたかったがしかたない

三条ダルミで少し霧があったけど少し上ればこの通り、テンション上がるわ

ここ3日間で一番寒い朝だと思ってた

山頂かと思ったら少し横移動するのね。三条ダルミからここまで35分程度で上れたので結構あっという間。

07:50頃、雲取山山頂到着。天気がめちゃくちゃいい、最後よければやっぱり気分は締まる。濡れたソックスで歩きたくなかったので、寝るとき用のモフモフ靴下で歩くことになってしまった。

東京都最高峰というだけあって奥多摩、奥秩父が良く見える。広大な景色が見れる。

11月なのにまだ雪のない富士山。風の冷たい朝だったが山頂に到着したころには結構暑くなってきた。

ここまで歩いてきた道をみると感動すら覚える。

今日はまだ始まったばかり、奥多摩駅まで無事ゴールしなくては。この天気なら行く手を阻むものは無いので余裕で到着できるだろう。

霧軍が山々を侵食してきている

石尾根といよう名前がついてるのね。まずは七ツ石山

 

奥多摩小屋

復活が待たれる「奥多摩小屋」はまだ工事中。見た感じ完成はかなり近い感じ。

奥多摩小屋でテント泊をするとこんな景色が正面に見えることになると思うと早く来たい。

09:15頃、このあたりに来るとトレラン勢とすれ違うことが増えてきた。多分奥多摩駅から来てるんだろうけど流石速い。

今見えてるところはほぼ歩くことになる。スマホのマップを見るより長く見える。

通気性がいいシューズとはいえ、今日のソックスがモフモフなので汗をかく。時々強制的に乾かさないと長距離だと皮が剥けたりする。

休憩は紅葉の日陰がベスト

奥多摩湖かな

 

鷹ノ巣山避難小屋

11:00頃、鷹ノ巣山避難小屋到着、綺麗にされている。トイレもありでちょっと離れてるけど水場もあるらしい。周囲も平な場所が多いのでテントも張りやすそう。

ここに来る前の「高丸山」という山があってこれが地味に急登急降下だった。両サイドに七ツ石山や鷹ノ巣山といういい景色が見れる山があるので、特にこだわりないなら回避ルートで避けていってもいいと思う。自分は山という山は全部上ってやろうという気持ちがあったので登った。

 

鷹ノ巣山

鷹ノ巣山へは歩きやすい道。時々隙間から景色も見えたが恐らく山頂はもっと良いのだろう

11:20頃、到着

雲取山から見る景色と勝るとも劣らない景色、すばらしい。山頂も広いのでランチしやすい

 

将門馬場

12:30頃、このあたりは歩いていて気持ちが良かった。このあたりから「奥多摩駅」の文字が見えだす。時間的にゴールは確実にできること確信したのと同時に、終わりが近づく寂しさもうっすらと

 

六ツ石山

山頂標識の標高をどんどん削っていくゲームをしている感じも途中からあった。

 

狩倉山

13:00頃、あまり目指す人は居ないと思うが、狩倉山というのがある。はっきりとしたトレイルがあるわけでもないのでマップを見ながら方向感だけで進むしかない。歩きづらさもかなりあるので気を付けて。ロープも張られていたり、山頂標識もあるのかないのかよくわからなかった。

七ツ石山あたりですれ違ったと思われるトレラン組が折り返してきたのだろう、ここでまた抜かれる。流石っす。

 

三ノ木戸山

この辺も特に何があるわけでもない。しかし急に「奥多摩駅」への矢印が出てきて、え?ここ下りるの?って思ったくらい。

 

奥多摩駅へ

あとは奥多摩駅へ向かうだけ。長かったような短かったような

粘土みたいになっててめちゃくちゃ滑る。2度コケてゴール前(電車乗る)でまさかの泥だらけ。ふざ・・・

神社とか道路とか歩きまくる。思っている以上にかなり長い、完全に油断してた。

14:50頃、ゴール!狙っていた電車にも間に合って完璧。

二日目がうまくいかないことが多くてどうなることかと思ったけど、最終日は晴れたしゴールも出来た。よかった。

 

装備

衣類

  • シューズ(Brooks Caldera6 ローカット)
  • ドライレイヤー(ミレー ドライナミックメッシュ 半袖)
  • ベースレイヤー(モンベル ジオライン MW ロングスリーブ)
  • 長袖シャツ(Mountain Hardware キャニオンソリッドロングスリーブシャツ)
  • ハーフパンツ(ワークマン)w/タイツ(McDavid MA102)
  • レインウェア上(ミレー ティフォン50000)
  • レインウェア下(ワークマン INAREM)
  • ダウンジャケット(モンベル アルパインダウンパーカ)
  • ライトダウン下(ワークマン)
  • ダウンソックス(Naturehike)
  • 靴下(ガッツマン)
  • 帽子(ワークマン INAREM)
  • グローブ(ワークマンで売ってる作業用)
  • グローブ(おたふくグローブ  JW-145)
  • グローブ(雨用 テムレス)

 

ギア

  • バックパック40L(モンベル アルチプラノパック)
  • 寝袋(モンベル800#3) w/インナーシーツ、カバー、マクラ
  • スリーピングマット(Klymit イナーシャ X フレーム + Evernew トレイルマット100)
  • テント(Naturehike Cloudup2)
  • ヘッドライト(Gentos) w/予備電池
  • ソフトフラスク(無名 500ml)
  • シングルバーナー(SOTO ST-310SB)
  • クッカー(Amazonノーブランド)
  • テーブル(100均)
  • マグ(スノーピーク ステンレス シングル)
  • サーモボトル(モンベル アルパイン サーモボトル500ml)
  • CB缶x1
  • サングラス(Amazon1000円)
  • 傘(Waterfront)
  • スマートウォッチ(Garmin Instinct2 dual )
  • モバイルバッテリー(Anker 16000mAh)
  • トレッキングポール(無名 1本)

 

その他

  • カメラ(オリンパス TG6)
  • ミニ三脚(マンフロット MTPIXI-B)
  • 食料
  • コーヒー用具一式(ミル、豆、ドリッパーなど)
  • トラッシュバッグ(モンベル)
  • 衛生品(歯ブラシ、コンタクト用品、テーピング、痛み止め薬など)
  • エマージェンシーキット
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