奥秩父主脈縦走(後編(毛木平→雲取山→奥多摩駅))

登山

2日目:雁坂小屋 → 笠取山 → 竜喰山 → 飛龍山 → 三条の湯(1泊)

雁坂小屋

前日の遅れを取り戻したく4時には出発したかったが、強い雨が止まず、5時まで待っても状況は変わらない。このまま待機したくないので雨がやまなくても6時には出発する決意で6時を待ったらピタリと止んだ。しかしそこらじゅうが濡れている。

06:00頃、小屋前にある分岐を左の雲取山方面へ行く

トレイルに生えている草が濡れているせいで小屋から移動して数分で靴の中がジャブジャブになってしまった。これはひどい。足の皮が剥けないように気を付けていかなければ・・

完全に機能の天気が継続している。いや、濡れている分悪化している。

いやあああ、濡れてるのにここ突っ込む

雨降っているわけじゃないのにこの濡れよう

この後晴れるのか濃霧のままなのか

 

笠取山

急登だったけど靴の中ぐちゃぐちゃなので意識が分散していたのできつさは感じなかった。感覚的にもうすでに足の皮膚はふやけていると思うので皮むけ岳は避けるように歩いた。

昨日の遅れは全然取り戻せないペースで歩行中。なんせ滑る

 

将監峠

あれが竜喰山らしい。名前が気にいったので登りたく、時間が無いのに険しい道を選択

この画像の手前に左から右へとトレイルがあるんだけど、ここが竜喰山への分岐だと気づかず一回通り過ぎてしまった。この草むらに突っ込む。もちろんかなり濡れている。

意外と急だった、草の背が高くて足元が見えないせいで何度も滑って足に負担掛かった。僅かだが景色も見れた。

 

竜喰山

到着。名前だけでつられてきてしまった。

このあと「大ダル」までずっと道がどこにあるのかわからないまま進むことになる。踏み跡が薄いのでどこがどうなのかわからないので要注意。大常木山辺りでは岩場になっていて、テント担いで通るには結構狭い場所もある。

 

飛龍山

13:30頃、ようやく飛龍山へ向かう分岐に来た。

ほんと一日中濃霧

結構あっという間についた。

画像は控える暇はなかったが飛龍山から下山する短い区間でルートを外してしまい、急角度の壁を歩いていた。気づいた時には荷物の大きさも影響して戻ることも難になってしまった。地面は誰も踏んでないことと雨の影響でふわふわでありながら崩れやすく、木も腐っていて掴んでもバリバリ折れてしまうので固定できるもの支えるものが無くなった。真下数十メートルは本ルートが見えるゆっくり下にある本ルートを目指しているときに、滑落。体感5m実質3mくらい落ちた。立ち状態のまま変にバランス崩れず真下に落ちた、腕の一本イってもいいやという気持ちで壁のような影壁に摩擦させて運よく停止した。コンタクトレンズがズレたがけがはない様子。何とか下りて本ルートに着地。すっかり気分は萎えてしまった。

嗚呼、ザックのサイドポケットがびりびりに破れてしまった。朝から靴はジャブジャブだし、一日中濃霧だし、目標距離達成できてないし、滑落するし、ザックは破れるし・・。

雲取山方面と三条の湯への分岐に来た。現在14:20。多分雲取山荘までいくと日が暮れてしまうし、視界も悪いままなので予定外だった三条の湯へ向かいことにした。向かうにしても2時間くらい下りが続く道。

ずっと下りなので結構足にクル。またトラバースを歩いていくのだけど、かなり道が狭いところもあって要注意箇所が結構多い。

 

三条の湯

日が暮れてしまう前に何とか到着

お風呂付でテント泊の受付を行う。フードの物資はソールドアウトとのこと。小屋は満室、テントは12張りくらいはあった。

小屋から結構下ったところにテント場があるのでトイレ時やお風呂などの移動は必要。

お風呂に入ったがとても綺麗にされていて気持ちが良かった。感動の一言。空には星空が見えた、明日は晴れが約束されているようでほっとしたのかウルっと来る。明日は奥多摩駅まで歩く、二日分のツケも明日すべて解消してゴールを目指す。

 

タイトルとURLをコピーしました