奥秩父主脈縦走(後編(毛木平→雲取山→奥多摩駅))

登山

1日目:野辺山駅 → 信濃川上駅 → 梓山バス停 → 毛木平 → 十文字峠 → 甲武信ヶ岳 → 雁坂小屋(1泊)

野辺山駅 → 信濃川上駅 → 梓山バス停 → 毛木平

野辺山駅の始発から信濃川上駅に到着。周囲に何もない、人もいない。

バスに乗って「梓山」バス停まで行く

ここが梓山バス停。ここから毛木平駐車場(登山口)まで徒歩1時間くらい。

いつかのロングトレイルを彷彿させるかのような道。ひたすら真っすぐ歩く。親切にも登山口までの標識は頻繁に出てくるので分かれ道でも迷うことはない。

 

毛木平駐車場

お、平日でもそこそこいるもんだ。広い駐車場だ、トイレもある。

08:30頃、ようやくトレイルに入った。さて目標の「笠取小屋」まで行くことができるのか

とても静かな道、上は霧が充満している

落ちそうで落ちない

道が緩やかになった。十文字小屋がもう少しで現れるはず。時々日も出てくるのでこういう時間は気持ちがいい

 

十文字小屋

10:00頃、十文字小屋に到着。小屋主とすれ違い挨拶と小話。今日の行き先を伝えたら「おま、遅くね?w」

とにかく進むしかない。次なるチェックポイントは埼玉県最高峰の三宝山を目指す。

今日一日、霧からは逃げられなさそうだな

すぐ着くと思ったら結構長い。一体自分はどんな計算していたのか

 

三宝山

12:30頃、展望なし。次は本来のリスタート地点となる「甲武信ヶ岳」へ

三宝山から下りが続いたところで上りになる。これを上れば甲武信ヶ岳山頂だ

 

甲武信ヶ岳

たしか前回も真っ白だったよな。忘れてたけど到着して思い出したわ。

雨すら降りそうな雰囲気だな

13:15頃、前回お世話になった甲武信小屋に到着。物資も水も、テント場もちゃんとしていていい小屋だった印象が残ってる。今日は先へ進みます。またいつか!

破風山方面に向かう。ようやくリスタート出来て気持ちはノッてきた。

結構道狭い

最近建てられたであろう標識が全国あっちこっちにあるけど、漢字の下に英語表記があるの本当助かる。漢字だとマジで読めん

一瞬砂場みたいなところに出る。展望が見えるような場所だが今日は真っ白

向かう先は白いだけ

 

破風山避難小屋

14:00頃、事前情報だととても綺麗な避難小屋だとか。ちょっと覗いてみよう

素晴らしいとしか言いようがない。今日は利用しないが感謝

なんか嫌な天気になってきたなあ

 

破風山

14:50頃、破風山到着。特に何もないので行けるところまで行く。

目の前に熊現れてもお互い気づけないレベル

 

雁坂嶺

15:50頃、視界も悪くスピードが出せず笠取小屋までまだ距離がある中でもうすぐ16時になってしまう。

嫌な予感的中。雨粒が落ちてきた、しかも大き目。いやぁああ

 

雁坂峠

16:10頃、雁坂峠に到着、時間的にもこの辺で今日は終わりにしないとロクなことがなさそうだ。この分岐で雁坂小屋に行けるので向かうことにした。

16:20頃、分岐を下っていくと雁坂小屋に到着。主も客も誰も居ない。

テントにするか迷ったけど、確実に雨降ると確信してたので小屋泊に切り替えた。親切にも無人だが小屋を開放してくれていて利用させてもらった。こんな機転を利かせてくれるなんて尊敬。小屋の中にポストがあるのでそこに指定の封筒にお金を入れる。小屋泊で2000円という設定だった。死ぬほどありがたい、本当に助かった。水場も50m程度移動したところに整備されていた。

案の定、予感通り17時に入ると雨がしっかりと降り出して大雨となった。小屋開放してくれてなかったらこの大雨の中テントだったのかと思うと・・・

日が落ちると真っ暗。天井のほうから「バサバサッ」と音が聞こえる。ん?なんで鳥がいるんだ。「どこかな~おいでー」 ヘッドライトON
鳥ではなく見たこともないサイズの巨大蛾だった。あまりにも巨大すぎてライトを当てると犬猫のように目が光ってる。しかも2体、まじふざ・・・

 

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