トレイルランニングを始めてまだ1年未満の経験値で、ここまで走行距離30km超えしたことが無くずっとチャレンジしたいと思ってた。ただ山奥までいくといざ何かあった時に結構しんどいので逃げ道が沢山ある比較的安全なところはないかと探していた。(できれば熊も居ないと嬉しい)
なるべく都心から近い所から探していると、三浦半島にもトレイルがある様子だったのでコースを練ってみると30kmを超えるようなルートができた。ゴールも大船駅に設定できたのでアクセスは悪くない。
実際は知ってみると、急登急降下はほとんどなく緩やかな上り坂、下り坂がある程度で初心者にはもってこいのコースだった。結構平坦なので上り下りの練習というよりは走行距離のテストだったり、トレイルを走ってみるという挑戦ができる。
後半の天園エリアに入ると観光客がちらほら増えだすが全体的にのんびりした雰囲気で過ごしやすかった。
山行記録サマリー
日程 | 2024年11月28日(木) |
エリア | 三浦 / 神奈川県 |
天気/気温 | 11月28日 晴れ / 14~16℃ |
ルート | 京急長沢駅 → 大船駅 |
歩行距離 | 33.7km (登り1,473m / 下り1,479m) |
歩行時間 | 8時間 |
アクセス
登山口 | 富士山長沢登山口 |
往路 | 京急長沢駅 |
復路 | 大船駅 |
ルート
コース設定は京急長沢駅スタートで大船駅をゴールにしたが、他にも港南台駅の方に向かうコースにもアレンジできるので都合に合わせてアレンジしたらいいと思います。
エスケープルートも沢山あり東西南北に駅が近いので自分にとってチャレンジングな距離を設定しても結構安心して行動できる。
トイレ・水場・補給場所
- 武山不動尊(トイレ)
- 沢山池(トイレ)
- 鷹取山公園(トイレ、水道)
- ファミリーマート 逗子インター店
- 東朝比奈ふれあい公園(トイレ、水道)
- 天園公衆便所(トイレ)
などなど多数
ハイキングコースとハイキングコースが繋がっている感じのルートになるのでトイレには困らないほどあります。
物資補給場所は丁度半分くらい終わったところにファミマがあります。ガッツリ補給できるのはここ。
水場は公園の水道があちこちにあるので水分補給もあまり困らないと思います。
山行記録
京急長沢駅からスタート
07:00頃、京急長沢駅に到着。京急線は羽田空港に行く人が荷物を持っているので人が少なくても質量多め
駅前にコンビニがあるのでそこで物資準備可能
怪我しない様ストレッチを入念に行い早速スタート。まずは富士山長沢登山口へ向かう。住宅街を数分走ると団地と駐車場の間にこの様な階段があるのでこれを上るとトレイルに入る。
つい先ほどまでコンクリートだらけの住宅街だったのに階段を上っただけでもうこの登山道が現れた。
ここは武山ハイキングコースになるらしい。今日は三浦富士も武山も両方通ります。
三浦富士
三浦富士到着。晴天のお陰で三浦半島が展望でき富士山も見える。こういう低山から見えるってお得感高い。
とにかく分岐が多いので逃げ道は沢山あるので誰が歩いても走っても基本的に安全。ケガ明けとか長距離とかなにかチャレンジするにはすごくいい
砲台山
昭和初期の海軍による砲台らしい。歴史に触れることも出来るトレイル
武山へ走ります。このように平な道が多いので走りやすい
このあたりが武山。トイレもあるので小休憩できる。
あちこちで展望スポットがある。
これは逆方向から撮影した画像。画像右上の坂から手前に下っていくが、うっかり曲がるの忘れそうだったのがこの箇所
竹藪に入ったりもする。
住宅街に一度出る。
沢山池
沢山池の標識が見えたら右へ
08:15頃、沢山池に到着。バードウォッチングしている人が居たりした。綺麗なトイレもある。
池の側道を山に向かって走る
このあたりも分岐が多く、間違えると思ってる方向に行けないので気を付けていく
大楠山が近い
数百段ある階段を上っていくと
大楠山
08:50頃、山頂に到着。展望台のようなミニタワーは登るの禁止されてた。
畠山に向かう。この橋を渡る手前に左に入る小道があるのでそこを入る。
一部草木が沢山あって歩きにくいところがある
畠山登山口までは舗装路を走る
通り過ぎてしまいそうなここが登山口。一見入りにくそうだけど入ると結構広々とした空間がある。
こんな感じで広々
乳頭山
畠山通過し、乳頭山に到着。
港が良く見えました。
広すぎて一部しか映ってないが、ものすごい数の太陽光パネルが・・・よくわからないけど残念な気分になった。
ファミリーマートで休憩
駅を除けばここが唯一の補給できる場所。今回のコースのちょうど真ん中あたりに位置するので立地も最高だった。ここでランチとコーヒーを摂取。
次は鷹取山へ向かう。ファミリーマートから住宅街を少し走ると小さな公園の入り口に入る
あまり勢いよく走ってるとこの左への分岐に気づかずに通り過ぎてしまうので注意。
この三浦半島の町は山と町がいい具合に融合している。綺麗な住宅街からほんの一本道が違うだけでこういう道がいくつもある。この辺に住んでる子供たちは楽しいだろうな
鷹取山
11:30頃、鷹取山到着。急に岩々した山が現れる。公園になっているので休憩やトイレ、水道がある。
穴だらけ
神武寺の標識の方向へ向かう
すぐ右へ分岐がある。ここも気づきにくいので注意
下りになるので滑らないように
下りると橋がある
段々足が疲れてくる。先はまだ長いので念のため休めておくことにした。
ブルックス カルデラ6は厚底の非防水トレランシューズなので通気性も良くクッション性も高く自分に合っている。
ファイテンのソックスも長年使っているけど中厚で汎用性高くて好き。走り、歩き、登山、普段と何用途でも使えるし、足のアーチもキープされやすい。汗をかくと乾きにくいところはあるが、通気性高いシューズと合わせるといいコンビネーション。
横浜横須賀道路をくぐって
千光寺の横の道を入る。
すると、またトレイルが現れる。
今日一日三浦半島走ってるけど色々歴史あるところだなと感じた
一度住宅街に出た後、住宅の裏にある裏道を通っていく。一瞬ここ通っていいんですか、、って感じてしまうが気にせず行く
この絵だけみると普通の山だけど、すぐそこは住宅街っていう不思議な感じが三浦半島には多くある。
天園ハイキングコース
13:30頃、天園
このあたりは天園ハイキングコースになるらしく急に人が増える。ハイキング装備していないオシャレ着でトレイルを歩いている外国人も多い。ここはそういう観光地的な場所だったのか・・・
大平山
大平山へ向かう
特に何もなし、ペースは落ちてきたが走り続ける
天園ハイキングコースを一度脱して六国見山を目指して走る。ここにきてアスファルトは足にクル・・
一度通り過ぎてしまったので逆方向から撮影。この画像で言うと奥から手前に走ってくるが、画像左の小道に曲がる必要がある
六国見山
また住宅のすぐ隣に登山道が出てくる。なんとなく不思議でたまらない。画像右奥にあるのが六国見山への道
走っていたせいでどこが山頂だったかわからないくらいの感じだった。
六国見山森林公園展望広場
14:30頃、六国見山森林公園展望広場は開けた綺麗な公園だった。ここが恐らく最後の展望となる。
これを過ぎたらゴールの大船駅を目指すのみ。
大船駅へ
この後も何度かしぶとく非舗装路を歩ける道がある。意外に意外だった。
15:00頃、ゴール。初めてトレランで30km超えを達成できた。Garminのデータだと36.7kmだったので40kmも夢ではない感じだ。
装備
衣類
- シューズ(ブルックス カルデラ6)
- ドライレイヤー(ミレー ドライナミックメッシュ 半袖)
- 化繊Tシャツ半袖(マリンショップで買ったやつ)
- ウインドブレーカー(モンベル EXライトウインド ジャケット)
- ハーフパンツ(ワークマン w/タイツ(MacDavid MA102))
- アームカバー(カリマー)
- グローブ(おたふく手袋 JW-145)
- 靴下(ファイテン)
- 帽子(無名)
ギア
- バックパック10L(THE NORTH FACE マーティンウィング)
- ヘッドライト(Gentos) w/予備電池
- ソフトフラスク(無名 500ml)
- サングラス(オークリー)
- スマートウォッチ(Garmin Instinct2 dual )
- モバイルバッテリー(RAVPower 3350mAh)
その他
- カメラ(Olympus TG6)
- 行動食
- 水
- 衛生品(コンタクト用品、テーピング、痛み止め薬など)
- トラッシュバッグ(モンベル)
- エマージェンシーキット