バックパックのサイドポケットの破れを簡易修理してみた

道具

バックパックのサイドポケットが破れた

先日、奥秩父主脈縦走をした時に3mほど滑落しまして、丁寧に使ってきたバックパックのサイドポケットが派手に破れてしまいました。

ちょっと破れたわけではなく、物が収納できないほど大きく破れてしまった。モンベルに修理依頼しようとおもったけど、2、3週間くらい見ておかないといけない様子。待てない。

裁縫スキルを持っていないので張るか接着するかくらいしか思いつかなかった。生地もストレッチ性のあるメッシュ素材だし何を施しても上手くいくようには思えないが、市販のアイテムでどうにかならないか試してみようと思う。

 

市販の補修シートを試してみた

以前、ストレッチ素材・インナーウェアの補修でも使ったような張るタイプの補修シートを見つけた。

今回試すアイテムはこちら

サイドポケットの生地がナイロンなのかどうか不明だったが、これで一応補修はできそうだった。テントも補修対象になっているので少し期待してしまう。カラーバリエーションはざっとみたところ9種類くらいあるので補修したい箇所に近い色で目立たなくするか、逆に目立たせてデザインぽくする方法もあると思う。今回は同系色の紺を選んだ。

使い方は至ってシンプルで、切って張るだけのよう。アイロンなどは今回必要なさそうだ。

開封してみるとこんな感じになっている。

 

早速切ってみる。

補修シートを湿布を張るように全体的に張ろうとしたけど長さが足りなく、しかたなく棒状に切った。

これを破けた個所に合わせてL字に張っていく。結構生地は薄く頼りないが、ストレッチ聞いているのでこれは良いポイント。

 

それでは貼り付けていこうと思う

粘着力はあるが、メッシュみたいな生地に張り付くかなぁという感じ。あともう遅いけど、角っこを丸く切っておいたほうが貼り付けた後に剝がれにくいと思う

実際に張り付けるとこんな感じになった。

近くで見ると生地と補修シートの色が若干違うので結構目立つが、引きでみるとそこまで目立たない。補修具合としては、やっぱりメッシュだとどうしてもシートとの接着面積が減るので頼りない感触ではある。この時点の感想としては応急処置っていうレベルに感じる。シートは柔らかいので補修後の使い心地としては悪くない。

 

補修後に登山してみた

やはり補修して終了ではなく、耐久性のチェックは必要。ということで補修翌日に登山に行ってきました。なるべく使う頻度を高めるために、ごみ入れを入れたりカメラのミニスタンドなど固いもに入れて出し入れ沢山してきた。

こちらが補修翌日に登山して帰ってきた後の状態。

補修直後は頼りない感じだったけど、割と状態保っている印象。剥がれているところは意外にもなかったが、部分的に浮いたり、波打って寄れてるところが出ていた。

やはりこの感じだと一時的な応急処置として考えたほうがいいと思う。破け具合が大きかったのと、生地がメッシュで接着しずらいというのは大きな要因だったと思う。逆に言えばこのペラペラなシートで良くここまで保ててるなという好印象すらある。

300円程度の補修シートと考えると、なかなかいい出来だと感じた。しかし長期的には持たないと思うので次の対策を考えておこうと思う。

 

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