超軽量！手のひらサイズで本格コーヒーを。登山に最適なコーヒーミル5選

コーヒーはアウトドアの為にあるのではないかと思うくらいアウトドアでのコーヒーは美味い。

ハイカーの中にはコーヒー愛好家も多く、コーヒーミル、ドリッパーなど持って行ってよりおいしいコーヒーを淹れ至福の時を山で過ごす人も多いです。自分もほぼ必ずと言っていいほどコーヒー機材一式持っていっておいしいコーヒーを飲んでます。

基本的には「本」と同じで無くても困らないもので、余計な荷物になります。

完全に嗜好品です。

ですが、

登山やアウトドアにおいてどこかに余計な「アソビ」があるとよりアウトドア活動が楽しくなります。

豆を粉にするコーヒーミル・コーヒーグラインダー

コーヒーを淹れる機材の中でコーヒーミル・コーヒーグラインダーというものがあります。これはローストされたコーヒー豆を粉にするためにする機材です。

事前に粉にしておけばミルは不要だし、粉にする手間も山で行う必要もないのに何故わざわざ豆の状態で山に持っていくのかと思う人は多いと思います。

簡単に言えば、挽きたてのコーヒー豆は香が良く、酸化が抑えられているのでおいしく飲めるのです。豆の状態の表面積と、粉にした状態の表面積では粉の方が面積が多く、空気に触れる面積が増えます。これにより酸化率が高まり美味しさが落ちてしまいます。この酸化を回避するために飲む直前に豆を挽いたほうが美味しく飲めるわけです。

どうしてもミルを持っていけない場合は、密閉された容器に粉を入れていくのも良いと思います。

山に持っていくなら軽量でコンパクトなものが欲しい。そこでいくつか候補になるミルを選んでみました。

今使っているコーヒーミルはこれ

この後も紹介しますが「ハリオ MSG-2-T」を使っています。やはり軽量というところが気に入っており、半透明なので挽いた豆の量が見れるというところがアウトドアにおいて便利です。

こんな感じで蓋を開けて豆を入れます。

ハンドルを付けてグルグル回せば終わり。刃の部分は調整可能なので粉の大きさも変えることができます。粗挽きとか中挽きとかそういうやつですね。

唯一不安に思っているのが耐久性。まだ壊れたこともないので勝手に不安がってるだけなんだけど、やっぱり本体の素材が金属製ではなく、アクリルのような素材なのでぶつけたり落としたりしたらどうなるのだろうとは思ってます。

通販で余らせたエアキャップをコーヒーミルのサイズに合わせて袋にして画像の様に入れて運んでいます。軽量だしちゃんと保護されるし中々良いです。

他の商品との比較表

商品名	重量	サイズ	主な材質
ハリオ MSG-2-T	200g	幅 150 mm × 奥行 53 mm × 高 190 mm 口径 46 mm	メタクリル樹脂、ステンレス
キャプテンスタッグ UW-3501	219g	本体：Φ46×135mm、ハンドル：28×113×高さ35mm	18-8ステンレス、ポリプロピレン
カリタコーヒーピクニック	236g	157×53×170 mm	ステンレス
ポーレックスコーヒーミル･Ⅱミニ	250g	本体 φ50×H132 mm	ステンレス
タイムモア NANO3	385g	126×45ｍｍ、ハンドル152ｍｍ	アルミニウム合金、ステンレススチール

チェックポイントとしては、

重量
サイズ
材質

が、重要だと思います。

重量、単純に軽ければ軽い方がいいと思います。

サイズ、手持ちの登山ギアとスタッキングできる可能性があるならそのサイズを見てみるといいと思います。そうでなければこちらも小さければ小さいほどいいと思います。一杯で何杯分（何グラム）の豆を挽けるかの差は出てきます。ここで紹介するミルはコンパクトなので1～2杯分（20g前後）となります。

材質、これは主に重量と強度に関係してきます。軽量はいいけど登山に持っていくので直ぐに割れてしまうようなものでは困りますし、かといって頑丈過ぎて重くなるのは嫌。アウトドアスタイルによってどういうものがいいか考えてみるといいと思います。