標高2,486m、日本百名山の一つでもあり、古くから山岳信仰の対象として知られている男体山(なんたいさん)。栃木県日光市にある男体山、女峯山、太郎山の3つの山を日光三山と呼ばれている。
日光二荒山神社のご祭神である大己貴命(おおなむちのみこと)は、男体山(なんたいさん)を神体として祀られてる。
そんな神々しい男体山を登ることにした。
前日の夜に車で出発
急ぐ必要もなかったので東京方面から下道(4号線)で行ったが2時間半くらいで到着してしまう
現地の駐車場にて、湖と星空がきれいだったので写真撮って遊んでた
登山道がある二荒山神社の開門が06AMからなので、それまで車内ででのんびり待つ
無料駐車場は周辺に3~5か所ほどある様子で未明の時点で自分しかいなかったが、05AM位には他に2,3台止まっていた。
06AM開門と同時に昼前に晴天の頂上に着くという計画だったが、05AM頃トイレに行って車に戻ってきたら車の中に全ての荷物(スマホ、財布、車のキーなど主要物全て)が入ったままドアがロックされている。
神社に人が来るのを待って助けを求める。
朝の準備で忙しい時間だというのに助けてくれた、まさに神対応。
待合室で暖房と飲み物頂く、電話も貸してくれた。死ぬほど感謝した
この件で時間と金を失ったが人の温かみを得ることが出来た。
ロードサービスが到着したのが10am過ぎで、完萎えたし時間も時間だしこのまま帰ろうかとも考えたけど、一応登ることにした。
可能な限りスピードを上げて何とか山頂に到着できた。見たかった山に刺さっている剣を見ることができて感動した。思ったより大きくてかっこよく、神々しい象まであったりと結構楽しめた。登山だけでなく神道とか興味ある人にも楽しめる素晴らしい山だった。難易度も低く、危険個所もなかったので誰にでもお勧めできる山だった。
貴重品は短時間であっても体から離さないのがいい。知っているのに「まぁいいか」と思った時に限って何か起きてしまう。自家用車でもレンタカーでもロードサービスや保険会社の情報は画像なり紙なりで保管しておくこと勧める。
この日までJAF(ジャフ)のこと知らなかったけど、会員になっておくとかなりの安上がりで、これ以上ない安心感を得られる。
山行記録サマリー
日程 | 2023年10月03日(火) [日帰り] |
エリア | 日光 / 栃木県 |
天気/気温 | 晴れ / 6~16℃ |
ルート | 二荒山神社 → 男体山山頂 → 二荒山神社 |
歩行距離 | 8.2km (登り1,211m / 下り1,193m) |
歩行時間 | 4時間 |
アクセス
登山口 | 二荒山神社 |
往路/帰路 | 車 |
参考 | ・入山料必要(500円) ・入山時間06:00~ |
ルート
山行記録
中禅寺湖
開門(06時AM)と同時に歩きたかったので、夜中に到着した。気温は5~6度でこの時期にしては珍しく冷えた。
二荒山神社
11:00頃、登山スタート・・。
なぜこんな時間になったかというと、夜中車で待機しててそろそろ準備しようと5時AMくらいにお手洗いに出た時、何故か車のドアがロックしてしまい、鍵も財布も携帯もすべて車内に閉じ込められる。しかも半袖短パンで出てしまう。
携帯が無いと助けも呼べないし地図も無いから近くに何があるかもわからない。完全無力。
神社なら朝早く人がいるだろうと神社前で待機。寒い死ぬ。
待っていたら神社の人が境内に居たので助けを求める。屋内に上げてもらい助けてくれた。神・・。
(中略)
ロードサービスが到着し、結局11時頃解放された。
萎えたし時間も時間だしこのまま帰ろうかとも考えたけど、一応登ることにした。
窓口で入山料を払い、出発。
天気がめちゃくちゃいいので本当にもったいないことをした。
スピードを上げれるところは上げて行く。日没までに戻れればいいがダメそうなら途中でも引き返そうと決めていた。
一合目
結構派手な標識。まだ一合目とはいえスタートできた嬉しさは格別。嫌な気持ちを家に持ち帰らない様全力を出し切る。
吹き出る汗。快速に歩きまくる、ノンストップハイキング
舗装路に出た。
四合目
11:30頃、二合目、三合目の標識が見つからないまま四合目に到着。
五合目
11:50頃、五合目。なんかいいペースかもしれない。
景色もチラりと見えるところまできた。
ゴツゴツした岩が出てきた。ちょっとペースダウン。
六合目
六合目到着。このあたりから段々人とすれ違うようになってきた。
序盤に足を使ったせいで乳酸でまくりだけど想定内。筋肉に悲鳴は無視して根性でスピードを上げれるだけ上げていく。
中禅寺湖が見えた。
今日はどうなることかと思ったけど時間的にも山頂までいけると確認した。
何か建物がある。
何もなし。
鳥居が見えてきた。山頂は近い(と思う。)
八合目
12:45頃、八合目。
九合目
13:00頃、九合目到着。
日光火山群を感じる土の色。
調べてみると活火山に分類されているらしい。
結構な火山感。もっと落ち着いた雰囲気の山かと思った。
やっぱり午後になると雲が増えてきて朝の晴天はもう無い。
山頂
13:20頃、山頂に到着。意外と人が多い。皆のんびり食事したりのんびりしている。
隙間から景色みえた。これだけでも今日はうれしい。
あった!これを見に来たんだよ。
予想以上にデカい。かっこいい・・。
二荒山大神象は大己貴命(おおなむちのみこと)のこと
※日光二荒山神社(男体山)を御神体とする山岳信仰の神様
男体山の山頂は広く、神道を感じることができるものが色々あるので結構楽しい。朝のトラブルが無ければ、晴天の中いい景色を見ながらのんびりランチでもできてたはずなのに惜しいことをした。
この後、13:30頃に下山を開始し15:00頃にゴールできた。とてもいい山!
装備
衣類
- シューズ(サロモン アルファクロスGTX ローカット)
- ドライレイヤー(ミレー ドライナミックメッシュ 半袖)
- 化繊Tシャツ半袖(海で買ったやつ)
- ハーフパンツ(ワークマン)
- タイツ(McDavid MA102)
- アームカバー(カリマー)
- レインウェア(ミレー ティフォン50000)
- グローブ(ワークマン)
- 帽子(ノーブランド ランニング用)
ギア
- バックパック28L(アクアパック)
- トレッキングポール1本(無名)
- ヘッドライト(Gentos) w/予備電池
- ボトル(ナルゲン 1L)
- 折り畳み座布団(キャプテンスタッグ)
- サングラス(オークリー)
- スマートウォッチ(Garmin Instinct2 dual )
- モバイルバッテリー
その他
- 食料
- 水
- カメラ(Sony α6400)
- ミニ三脚(マンフロット MTPIXI-B)
- トラッシュバッグ(モンベル)
- エマージェンシーキット
- 衛生品(歯ブラシ、コンタクト用品、テーピング、痛み止め薬など)