〇〇アルプスというエリアに初挑戦した山。
一般人が夏休みになる前に混まなそうな日程で行ってきたがさすが人気の山、そこそこ人がいた。公共交通機関を使って行こうと思っていたけどいろいろなパターンを考えた結果、仙水峠までは車で行くことになった。
長衛小屋にテントを張って初日は甲斐駒ヶ岳、二日目に仙丈ヶ岳に行く計画にした。長衛小屋が丁度双方の山の間にあるのでベースキャンプする場所には最適。また長衛小屋のテント場は広いし水場やトイレなども充実していたので、初心者でも安心して過ごせる場所だと思った。
甲斐駒ヶ岳って「南アルプスの貴公子」と言われていることをバスの待合室で知り、なんだそりゃと思って甲斐駒ヶ岳を目の前にしたら「あー、そゆこと」と理解はできた。雪ではない白い山でたしかにかっこいい山でとても印象的。日本百名山の一角だけあってやっぱいい山だった。
仙水峠から駒津峰間の上りできつそうにしている人が多く見られた。全体的に危険個所はないけど山頂付近の砂場みたいなところが砂滑りで少々歩きづらかったくらいで、安心して登れる山で誰にでもお勧めできると思った。
山行記録サマリー
日程 | 2023年07月11日(火) |
エリア | 南アルプス / 山梨県、長野県 |
天気/気温 | 07月11日 晴れ / 15~21℃ |
ルート | 1日目:仙流荘 → 北沢峠 → 長衛小屋 → 甲斐駒ヶ岳 → 長衛小屋(1泊) 2日目:長衛小屋 → 小仙丈ヶ岳 → 仙丈ヶ岳 → 仙丈小屋 → 北沢峠 |
歩行距離 | 8.9km (登り1,193m/ 下り1,130m) |
歩行時間 | 7時間 |
アクセス
登山口 | 北沢峠(MAP) |
往路 | 仙流荘までは車で有料駐車場に駐車、そこから南アルプス林道バスに乗り換え必須。(乗車券は現地窓口で乗車前に購入、キャッシュレス可) |
復路 | 往路と同じ北沢峠バス停で南アルプス林道バスに乗り、仙流荘へ戻る |
ルート
水場
無料豊富
宿泊場所
長衛小屋でベースキャンプして仙丈ヶ岳も上ると便利
山行記録
1日目:仙流荘 → 長衛小屋 → 甲斐駒ヶ岳 → 長衛小屋(1泊)
仙流荘
(07:30頃)公共交通機関だとどうしてもタイムスケジュールの組み合わせが悪く、都内から車で夜移動した。深夜に「道の駅 南アルプスむら長谷」で小休憩し、早朝に仙流荘に到着。駐車料金1000円を払い、北沢峠往復バスチケットを購入し列に並ぶ。一般人の夏休み前の平日を狙ってきたのにそこそこ人がいた。
北沢峠
(09:00頃)北沢峠に到着。ここから歩いて10分程度のところにある長衛小屋へ向かいます。
長衛小屋到着。水場もトイレも綺麗で快適。テントを張るために受付を行います。
そして想像以上にテント場が広い。この画像の3倍以上はある感じ。
(10:00頃)甲斐駒ヶ岳へ向かいます。夏で日が落ちる時間は遅いのでこの時間からの出発でも問題ないでしょう。
序盤は川沿いを歩きます。水が綺麗で空気も涼しい。
樹林帯が続く
光と苔が綺麗
そうこうしてるうちに岩や石がごろごろ転がってる場所にでた。日陰がなくなり暑い・・。
時々花が咲いてる。
(10:45頃)仙水峠に到着。ここから本格的に上りになるので気合を入れておく。
ひたすら上る。へたってるおじさま達に前を譲ってもらいながら進む。
頻繁に景色が見えるが、どれが何の山がだか全然わからん。
おおおお、これが「南アルプスの貴公子」と呼ばれている甲斐駒ヶ岳。白い
長い上りが続くが、日陰が多くて助かる。
この日差しでついに日陰がなくなった。暑い・・。
駒津峰
(12:00頃)甲斐駒ヶ岳がめちゃくちゃ綺麗。もはや上らずここから見てる方が一番いいのではと思うほど。
六方石を真っすぐ進んでいく。大きな岩が多いルート
頂上は目前。遠くから見た白い山はこんな場所だったのかと思いながら登る
甲斐駒ヶ岳 山頂
(13:10頃)山頂到着。あんなに晴れていたのにあたりは真っ白。
駒ヶ岳神社本宮、山にあるこういうの意味と全然しらないけど雰囲気がかっこよく神々しい。
しかしほんとに色白だな。砂場みたいで歩きにくい。
砂場を下るようなものでとても滑るので注意
「摩利支天」への分岐。真っすぐ帰るか寄り道するか、、、
暇だし行くか。結論から言えば往復30分程度。
摩利支天
色々な伝説のアイテム達を発見。いい景色が見れるはずなのだけど真っ白で見られず。こういうのって大体その場から離れると回復しがち。
ほらね
駒津峰あたりまで下りてきた。帰りは北沢峠のほうへ降りていくルートでいく
急坂もなくサクサク進む
緑が綺麗な景色が多い
樹林帯に入る
奥に見えるのはこもれび山荘かな、下山完了
夜は綺麗な星空が見えました。明日未明には仙丈ヶ岳へ向かいます。
α6400はフルサイズではないけど軽量でコンパクトで気に入ってます。この日もα6400を連れていきました。
2日目:長衛小屋 → 小仙丈ヶ岳 → 仙丈ヶ岳 → 仙丈小屋 → 北沢峠
装備
衣類
- シューズ(サロモン アルファクロスGTX ローカット)
- ドライレイヤー(ミレー ドライナミックメッシュ 半袖)
- 長袖シャツ(Mountain Hardware キャニオンソリッドロングスリーブシャツ)
- ハーフパンツ(ワークマン)w/タイツ(McDavid MA102)
- レインウェア上(ミレー ティフォン50000)
- レインウェア下(ワークマン INAREM)
- 厚めの一般靴下
- 帽子(Footmark)
- グローブ(ワークマンで売ってる作業用、テムレス青(雨用))
ギア
- バックパック40L(モンベル アルチプラノパック)
- 寝袋(モンベル800#3) w/インナーシーツ、カバー、マクラ
- スリーピングマット(Evernew トレイルマット100)
- テント(Naturehike Cloudup2)
- ヘッドライト(Gentos) w/予備電池
- ウォーターキャリー(EVERNEW 2L EBY208)
- ボトル(無印 330ml)
- シングルバーナー(SOTO ST-310SB)
- クッカー(平たい鍋 Amazonノーブランド)
- テーブル(100均)
- マグ(スノーピーク ステンレス シングル)
- サーモボトル(モンベル アルパイン サーモボトル500ml)
- CB缶x1
- 折り畳み座布団(キャプテンスタッグ)
- サングラス(オークリー)
- スマートウォッチ(Garmin Instinct2 dual )
- モバイルバッテリー(Anker 16000mAh)
- トレッキングポール(無名 1本)
その他
- カメラ(Sony α6400)
- ミニ三脚(マンフロット MTPIXI-B)
- カメラバッグ(パーゴワークス フォーカス HB104)
- 食料
- 水
- コーヒー用具一式(ミル、豆、ドリッパーなど)
- トラッシュバッグ(モンベル)
- 衛生品(歯ブラシ、コンタクト用品、テーピング、痛み止め薬など)
- エマージェンシーキット