京都一周トレイル(スルーハイク)

ロングトレイル

山行記録続き

12/07(3日目)北山56 → 上桂駅(終点)

朝は一時雨予報

北大路駅から始発で昨日と同じ「高橋南」バス停に到着。(06時40分頃)

昨日の終点「北山55」の標識が画像右に小さく映っている。
その向かい側、画像左の登山口が今日のスタート地点である「北山56」。

「北山56」入り口正面はこんな感じ。

適度な緩めの上りから始まる。雨はまだ降っていないが予報だと朝に一瞬降るらしい。

早々に開けた場所に出る。なんだろうここは。

Uターンするようにまたすぐ山道に戻る。

危険個所も迷うような道もなく黙々と進みます。朝から森林浴で気持ちが良い。

西加茂氷室町に入る手前の道。なんか実写なのに絵みたいな質感。

西加茂氷室町内に入り京見峠へ

西加茂氷室町内に入ります。おじゃまします。(07時45分頃)

集落のような町内を通り、氷室神社方面へ歩き「京見峠」を目指します。

遂に予定されてた雨が降り出した。ちょっと暑いけどレインウェアを着る。(08時00分頃)

京見峠を通り過ぎたあたりで山道に入る。この頃にはもうレインウェア脱いでもいいかなという程度、予報通り短時間で終わってくれてよかった。

狭く小さいトレイルだけど静かで景色も見れる。

何山だろうか、沢山?

何か建物がある

京見山荘。無人の様だし使い方がわからない。

上ノ水峠周辺。段々歩きやすい道になってきた。北山コースは全然人が居ないので時が止まっているかの様。(08時50分頃)

鋭角にターン

沢ノ池

「沢ノ池」に到着。ここならテント泊出来そう。(09時20分頃)

軽く食事しながら足を休ませます。自由な時間、自由に行動、ロングトレイルハイキングの楽しみ方の一つ。

地名だろうけど、最初人の名前かと思った。

川と並行しながら林道を歩く

清滝方面へ

林道から道路にでる。現在地は西明寺があるエリアで北山87。清滝方面へ向かいます。(10時20分頃)

あまり知らないエリアだけど、旅館をちらほら見かけるのでちょっとした観光地なのかな。

茶屋発見。休みたい気持ちはあるけど進みます。

観光地の散歩道って感じが続く、位置的には清滝川沿いを歩いている。涼しくて夏場でも歩きやすそう

東屋で足休め

こんな感じでずっと川沿いを歩きます。静かでいいところです。水もきれいなので夏はかなり遊べそう。

このトレイルは東海自然歩道らし、引き続き清滝方面へ向かいます。

川沿いトレイルの雰囲気からして腰を下ろして食事できるところはあまりなさそうなので、ここらで食事をすることにした。(11時00分頃)

食事を終えリスタート。段々川に近づいたトレイルを歩きます。このエリア楽しい。(11時30分頃)

川沿い歩きが終わり舗装路に入ります。

少し歩くとついに案内図に西山コースが表示された。あがるー

橋を渡り西山コースへ向かいます。

西山コーススタート

ついに最終エリアの西山コースに入りました。もうすぐ午後になるけどアップダウンは少ない予定なのでサクサク行けると思ってる。(11時30分頃)

引き続き川沿いを歩く。川の水の透明度が中々高い。ダイブしてぇ

落合橋に着きました。ここを渡ったら観光地へ向かうことになる。混んでるかなぁ・・。(12時00分頃)

舗装路に出てから山道特有のくねくねした道路を下っていく。

愛宕神社一の鳥居に到着。ここから観光地入り、ここまで全然人間と出会ってなかったので数人いるだけで混雑してるように感じた。(12時40分頃)

これだけ紅葉が残ってれば人は集まるのは仕方ないか

西山コースは何番まであるのだろうか。人が増えてきたので最後の山、松尾山まで急ぎ足。

嵐山公園到着。ちょっと休憩したいな・・。どこか・・

無人のいいところ発見。時間も余裕ありそうだしコーヒーでもドリップしよ(13時30分頃)

くぅ~~ いい香り。アウトドアとコーヒーの融合は最高だよほんと

アウェイ感半端ない。

阪急嵐山駅まで来た。松尾山が近い(13時50分頃)

まさかの住宅街に入る。登山口ほんとにあるのか不安になる。

あった

住宅街の中にひっそりと細い道が潜んでた。ここを進むと松尾山に繋がる。

気づけば登山中、こんな漫画に出てくるような裏山があるとは立地最高じゃん

ふと、空を見上げた。もうすぐ終わりなのかと思うと色々感情が出てくる。

ほう、一周するタイプか

松尾山げっと

山頂近くの展望から。左が嵐山方面。
あの山々を越えてきたと思うと感慨深い。

さ、行こう。ゴールへ

西芳寺までは一本道

途中、展望できる場所がいくつもある。

ここを下りれば西芳寺。油断せず怪我しない様慎重に(15時20分頃)

無事下山。最後はゴールの上桂駅を目指す。

完全に住宅街。ゴールしたら何食べようか考えながら歩く。シャワー浴びたい。

あ、駅だ

ゴール!楽しかったー(15時50分頃)
ゴール標識みたいなものは見当たらず。ま、いっか。

この後快活クラブで休憩して夜行バスで帰りました。

 

今回3日間で歩こうと計画して、距離に偏りなく27km x 3日で行ったけど丁度良いと思った。長距離に慣れてない人にはもしかするときついかも知れないが無理な計画ではないと思う。

またどこで一日を区切るか、どこで宿泊するかを考えることは良いハイキングにするためにとても重要だと思う。初日の宿泊ポイントは割とすぐに決まった。比叡山を登るには一日の後半より前半のほうが良いと思ったから手前で区切った。実際やってみても、宿泊地周辺で物資補給はできるし登山口は近いしすごくいいと思った。ゲストハウス、カラオケ、銭湯など利用する手も考えたが結局立地を最優先に宿泊にした。

2日目をどこで区切るかは一番考えた。この3日間で一番山道なので単純な27kmではなくアップダウンのある27kmだから日没までに目標ポイントに行けるかどうか、またその日の最終到着ポイントから移動が難しくないかはよく調べておいた。こういう時はいくら考えてもやってみないとわからないので、2つくらい候補を考えておくことにした。1つは「二ノ瀬」で終了、これは保険プラン。駅もあるのでその後の何をするのもは楽勝である。2つ目は今回実行した北山55で終了。ここまでこれれば距離も稼げるので次の日が楽、ただ北山55から高橋南バス停まで歩く必要があることと1時間以上に一本(時刻表)しかバスが無いので注意が必要。そのバスに乗れば北大路駅まで行ける。仮に二ノ瀬で終えて、翌日二ノ瀬からスタートしたとしても3日目は無事ゴールできてたと思う。

3日目は北大路駅から始発(時刻表)で前日の高橋南バス停まで行くが、少しスタート時間が遅めが気になる。ただ3日目の区間はアップダウンは殆どなく一番楽な区間だし、終盤は町中に近いので日が落ちたとしても安全だしなんとでもなるので心配はなかった。

トータルで京都を一周するというコースは思った以上に面白かった。山、峠、渓谷、神社、など色んな場面に遭遇でき、コンパクトながらバリエーションに富んでいて飽きないロングトレイルだったと思う。案内標識もあるので迷う事もなく安心感とナンバリングされているのでゲーム攻略感もある楽しみもあった。

 

装備

衣類
  • シューズ(サロモン アルファクロスGTX ローカット)
  • ドライレイヤー(ドライナミックメッシュ 半袖)
  • ベースレイヤー(モンベル ジオライン MW ロングスリーブ)
  • ミドルレイヤー(ミレー サーマルメッシュライナーQDフーディ)
  • レインウェア上(ミレー ティフォン50000)
  • レインウェア下(ワークマン INAREM)
  • ロングパンツ(ミレー モンテローザネオパンツ) w/タイツ(MacDavid MA102)
  • グローブ(おたふく手袋 JW-145、テムレス青(雨用))
  • 靴下(ガッツマン)
  • ライトダウン上(ワークマン)
ギア
  • バックパック40L(モンベル アルチプラノパック)
  • ヘッドライト(Gentos) w/予備電池
  • ボトル(無印 330ml)
  • 保温ボトル(モンベル アルパインサーモボトル500ml)
  • シングルバーナー(SOTO ST-310SB)
  • クッカー(平たい鍋 Amazonノーブランド)
  • マグ(スノーピーク ステンレス シングル)
  • CB缶ミニx1
  • 折り畳み座布団(キャプテンスタッグ)
  • サングラス(オークリー)
  • 傘(Waterfront)
  • スマートウォッチ(Garmin Instinct2 dual )
  • モバイルバッテリー(Anker 16000mAh)
  • トレッキングポール(1本)※未使用
その他
  • カメラ(Sony α6400、予備電池)
  • ミニ三脚(マンフロット MTPIXI-B)
  • 水 1.5L
  • 食料
  • コーヒー用具一式(ミル、豆、ドリッパーなど)
  • トラッシュバッグ(モンベル)
  • 衛生品(歯ブラシ、コンタクト用品、テーピング、痛み止め薬など)
  • 熊(スプレー、鈴、防犯アラーム)

水や食料全部込みで大体10kg

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